男子高校生の荘敦大(あっくん)と女子高生の片桐のん(のんたん)は恋人同士。しかしあっくんはのんたんに対して、いつも罵詈雑言を浴びせ、“ツンツン”な態度……。今日ものんたんが「一緒に帰ろう」と誘ってくれるのに、あっくんは「話しかけんな」と追い払ってしまう。だがのんたんが教室を出るとあっくんは無言でカノジョのあとを追い始めて……。
のんたんがあっくんに「写真を撮ろう!」と声をかけるものの、いつもどおりあっくんはツンツン対応。あっくんと一緒にいた友人の松尾真砂はのんたんに「彼氏があんなにブアイソでいいの?」と声を掛けるとのんたんは幸せそうにあっくんへの愛情を話し始めるのでした。
荘家でのある日の食事どき。あっくんと同じぐらいのんたんラブなあっくんの妹・千穂はあっくんがさっさと食事を食べ終えてしまう様子を苦々しく見ていました。千穂が「のんちゃんと食べるときもそんなペースなの?」とあっくんに問いただすと、あっくんはのんたんにデレデレであるがゆえに知っている彼女の“食事のクセ”について語り始めます。
時はさかのぼり、荘くんと片桐さんが中学2年生だったときのお話。付き合い始めた片桐さんのことをなんと呼べばいいのかと、悶々と、でもデレデレになりながら考える荘くん。呼び方を決め、いざ呼んでみようとするものの……。
恋人同士の嗜みといえば相合い傘。ある下校時、激しい雨が降り始めたものの、あっくんはあいにく傘を持ってきていませんでした。「相合い傘しますか!」と明るく声をかけてくれたのんたんに、「死んでも入りたくねえ」とツンツン対応のあっくん。しかしのんたんも、実はあっくんと一緒の傘に入るのはイヤだといいます。その理由とは?
今回はあっくんとのんたんの家族のお話。あっくんとのんたんはそれぞれ、両親と一体どんな仲なのでしょうか。そして、のんたんのお父さんととあっくんの間には、少し気になる関係があるというのです。
鈴木達央
声の出演
羽多野渉
植田圭輔
諏訪彩花
山田由香
脚本