物語の舞台は漂流する宇宙船。“人間に化けて人間を襲う未知の敵”――― 「グノーシア」が船内に紛れこんだことを受けて、乗員たちは疑心暗鬼の中、毎日1人ずつ疑わしい者を投票で選び、コールドスリープさせることを決める。グノーシアを全てコールドスリープさせることができれば人間の勝利。逆にグノーシアを当てられなければ、乗員たちは襲われてしまう。正しい選択が求められる中、なんと主人公・ユーリは、どのような選択をしても、最初の1日目にループする事態に。はたして乗員たちは正しい選択をすることができるのか? タイムリープに隠された秘密とは? そして明らかになる、乗員たちの隠された素顔とは――? わずかな時間を繰りかえす、一瞬にして永遠のような物語が、いま、幕を開ける。――それでは、良い旅を。