高校3年のある日、阿良々木暦は階段を踏み外し落ちてきた同級生の戦場ヶ原ひたぎを助ける。そんな何気ない行動から彼女の意外な秘密を知ってしまった暦は、秘密をばらさない様ひたぎから強烈な口止めを受ける。一方的な罵りと攻撃を受けた暦だが、彼は、ひたぎが抱える問題解決のために協力を申し出る。実は彼も、ひたぎと同様、人に言えない大きな秘密を隠していたのだった―――。
暦はひたぎを連れて、廃ビルに住む怪異にくわしい謎の流れ者である忍野メメに相談する。メメは「勝手に助かるだけ」と嘯くが、暦とひたぎに怪異を除くためのアドバイスを与える…。
母の日に妹と諍いを起こした暦は、家に居づらくなり、一人見知らぬ公園でたたずんでいた。偶然、その場を通りかかったひたぎは、暴言とともに、暦にとある申し出をする…。
暦とひたぎが公園で出会った少女、八九寺真宵。迷子になり目的地にたどり着けないという彼女を、ひたぎとともに送り届けようとする暦だが…。
真宵が、母親の家にたどり着けない理由。それは、やはり怪異と関係があった。メメからアドバイスを得たひたぎは、暦に驚くべき事実を告げる…。
5月末、暦は一学年下の女子生徒である神原駿河からストーキングされていた。弱小バスケ部を全国大会に導いた校内一のスターである彼女が何故、暦につきまとうのか…。
神谷浩史
Koyomi Araragi
斎藤千和
Hitagi Senjogahara
加藤英美里
Mayoi Hachikuji
沢城みゆき
Suruga Kanbaru
花澤香菜
Nadeko Sengoku