石田純一主演。同族会社の後継者争いの渦中に立たされた社長の長男が一人前になるまでをコミカルに描く。共演は黒木瞳、風吹ジュン、蟹江敬三、伊東四朗ほか。
エピソード1
第1回 戦闘開始
化粧品会社・嵐ポマードの社長が急死し、副社長で夫人の嵐則子(藤村志保)から新社長が発表されることに。そんな中、社長の息子・公平(石田純一)は本屋に勤める岡部恵子(黒木瞳)に出会い一目惚れ。2人は衝動的に深い関係となるが、恵子は短歌を残して姿を消す。公平が自宅に戻ると、姉の井上里美(風吹ジュン)から「社長の座を夫・有三(北見敏之)に譲って欲しい」と頼まれ・・・。
エピソード2
第2回 罪をかぶる
公平(石田純一)は、恵子(黒木瞳)が公平の異母弟・信英(榊原利彦)を後継者に推薦していることを知る。そんな時、ソープランドで火事に遭遇した有三(北見敏之)から公平に連絡が入る。有三は公平の助けを借り、周囲に知られる事なく帰宅した。翌日、焼け跡から嵐ポマードの社員バッジが見つかったという連絡が人事部に入る。有三は自分の身を守るため、「バッジをなくしたのは公平」と言ってしまい・・・。
エピソード3
第3回 ハゼドン疑惑の真相
丼丼亭に対する苦情処理のため暴力団事務所に乗り込んだ恵子(黒木瞳)を救出した公平(石田純一)。しかし、恵子の安全を考えるばかりに「3日間天丼を食べ放題にする」と約束してしまった。神崎(蟹江敬三)ら外食事業部は公平の行為を判断ミスだと責める。その上公平は、専務の杉山(伊東四朗)から「恵子は神崎の愛人という噂がある」と聞かされ、さらに信英(榊原利彦)からは「恵子が好きだ」と打ち明けられる。
エピソード4
第4回 社長になって下さい
公平(石田純一)は、イベント会場に向かう途中に恵子(黒木瞳)と神崎(蟹江敬三)がラブホテルから出てくるのを目撃。ショックのあまりイベントを放り出して帰宅してしまう。ところがその後、部下の中川(津久井啓太)が2度もミスを犯す。自信をなくした中川は辞表を提出するのだった。そんな時、公平は恵子に例のラブホテルに連れて行かれ・・・。
エピソード5
第5回 怪しい縁談
公平(石田純一)に縁談話が持ち上がる。それはシンホニー化粧品との合併をにらんだもので、縁談相手は先方の社長令嬢。則子(藤村志保)も杉山(伊東四朗)も大乗り気だが、神崎(蟹江敬三)ら外食事業部は「化粧品部門が強化されると外食部門は不利」と合併を阻止する構え。特に恵子(黒木瞳)は激しく動揺し、縁談を破談にしようと意気込む。そんな時、公平のもとに社長令嬢から「会いたい」と連絡が入り・・・。
エピソード6
第6回 愛の湯河原
業界紙に「嵐ポマードの次期社長は嵐公平(石田純一)が有力」との記事が掲載され、信英(榊原利彦)は動揺。丼丼亭初のテナント獲得のため、独断で個人資金から100万円もの手付け金を支払ってしまう。ところがその後、不動産屋から手付け金が返金されて来た。実はライバル会社が多額の契約金を支払い、物件を押さえてしまったのだ。まだ契約を結んでいない事を突き止めた信英は躍起になるが・・・。