建築設計事務所で営業担当の檀凪子(臼田あさ美)は、社長の天王寺(上地雄輔)に業務報告をすると、近くの船橋港親水公園で、“ちょい釣り”を楽しむのだった。図面ケースから釣り竿を出し、ジャケットに着替えると釣り人に変身！傍らで高校生が釣りをしているがうまく釣れず仲が良くない。凪子は早くもメバルを釣って、更にクロダイを釣り上げて二人を感動させてしまう。その夜、釣り仲間が集う小料理屋の女将いつき(太田莉菜)が料理したメバルのロティに、凪子は舌鼓！クロダイはどうしたの？と皆に聞かれて凪子はダンディな微笑を浮かべるのだった。

檀凪子(臼田あさ美)通称ダンディは、仕事帰り、有明「水の広場公園」に来た。同人誌即売会イベントで、コスプレをした人達で賑わう中、凪子はちょい投げ釣りに挑戦！シロギスを釣った。隣にどこかで見たような白いコスプレ女子が釣りを始めたが、この趣味を辞めたいと言い出す。やがて大きなシロギスを釣り上げて小料理屋でその天ぷらを食す凪子。いつき(太田莉菜)の女将姿を見て、昼間のコスプレ女子も、釣り人になる自分も、すべてが自分らしさなのだと強く唱えるのだったが…。

電車の故障で帰れなくなった檀凪子(臼田あさ美)は、ハプニングもちょい釣りチャンスとし、多摩川沿いの川崎河港水門で川釣りにやってきた。延べ竿を取り出すと、小学生のタクミが一人だけで遊んでいる。凪子は子供でも出来るテナガエビ釣りの秘密兵器“やじろべえ天秤”を使ってエビを釣ってみせると大喜び。そこにタクミの父が探しに来てテナガエビ釣りで盛り上がる。小料理屋夕まづめでは女将のいつき(太田莉菜)がテナガエビの唐揚げを、社長の天王寺(上地雄輔)は自宅でエビパスタを作り、まさに二人の凪子争奪戦が始まろうとしていた。

檀凪子(臼田あさ美)は社長の天王寺(上地雄輔)に、仕事帰り、釣りに誘われる。ここは大宮第二公園の池。希少なタナゴが釣れるという。やる気満々の天王寺の真横には無言の老人が微動だにせず腰かけている。タナゴが釣れない天王寺に老人は専用の釣り鈎(バリ)を差し出すやいなや、居なくなった。するとどんどんタナゴが釣れ出した。夜、夕まづめで女将のいつき(太田莉菜)がウミタナゴ料理を披露。あの老人は誰だったのか？天王寺が貰った釣り鈎の秘密とは？