風見潤、中村一路、野呂清の三人の若者たちが経営する、カーチューニングショップ“メカドック”。小さいながらも確かな腕でこだわりのチューンナップをする彼らの店には、マシンに熱い想いを持つ走り屋やレーサー、警官までもが続々と集う。やがて潤たちは自らもレースの世界へと足を踏み入れ、ライバルたちと勝利を競うこととなる。
エピソード1
青春チューニング
横浜の町へやってきたメカドックは、松桐坊主のセリカと暴走族「須賀六狼」のサバンナRX-3とのカーチェイスに巻き込まれてしまい、住居兼店舗としている改造バスのタイヤをパンクするはめに。須賀六狼を許せない潤は、スバル360でサバンナを追う。
エピソード2
爆走! ルンルン小町
聖ソフィア女学館の自動車部“カーギャルズクラブ”に出張した潤は、成り行きで“女暴小町”と名乗る少女の駆るヨタハチとバトルをするはめに。この小暴小町、近頃横浜でかなり話題となっている謎の走り屋で、巡視員の優までも検挙に失敗してしまうほどのやり手らしい。
エピソード3
土曜の夜のターボⅡ
土曜の夜だけに現れる謎の暴走族・ブラックシティ。その車の正体は、純正ターボを搭載している“シティターボⅡブルドック”だ。今度ブラックシティを捕まえないと高速警察隊の小野は責任を取って更迭されてしまい、同時に小町も横浜を出て行かなくてはならなくなってしまう。
エピソード4
盗みのライセンス
最近、セリカ1600GTVに乗って横浜の解体屋を荒らし回っている不届き者がいるという話をおイカ婆さんから聞いた潤たちは、一致団結して犯人を捕まえようとする。ところが何度か挟みうちにして捕まえようとするも、対向車線からやってきた者は口を揃えてスカGしか見ていないという。
エピソード5
つぶし屋ジョーカー
チューンナップカーを次々と襲う正体不明の改造シャンテ。ついにメカドックチューンの車もその犠牲になってしまった。ミスター・ジョーカーと名乗るシャンテのドライバーは、決まってチューンナップした店のステッカーを剥がしていくという。
エピソード6
ライバルはRX7
峠で那智から聞いたキャノンボールレースに出るために、潤はおイカ婆さんの解体屋から出場車のベースとなるセリカXXを入手し、野呂と共にチューニングを開始する。その準備の最中、キャノンボール出場用のRX-7の試乗を見た潤はそのチューンの秘密を知りたがるも、その態度を那智に厳しく諫められてしまう。