1923年ウィーンで設立されたインターポールは、犯罪組織に立ち向かう世界的機関へと発展した。大恐慌、第二次世界大戦中のナチス占領下の時代から、犯罪組織や国際テロに立ち向かう現代の姿を追う。
エピソード1
ロシアンマフィア
ソビエト連邦崩壊後、ロシアのマフィアは欧米に活動を拡大し、インターポール最大の敵となる。ヴャチェスラフ・イワンコフはニューヨークをベースに米国での首謀者として暗躍、起訴を免れ続けるがその末路は?また、組織による女性の人身売買や違法な性取引の実態にも迫る。
エピソード2
巨額偽札製造グループ
巧妙な偽造100ドル紙幣をめぐるキング・コング事件の舞台は極東。キング・コングは、逮捕前に400万ドル分の偽造100ドル札と、100万ドル分の偽造トラベラーズチェックとマレーシアの金を印刷、流通させていた。この事件の調査に迫る。