人間に脅威を与える超能力者”ウィッチ”を狩る組織STNの日本支部(STNJ)に、少女ロビンが派遣されたことで物語は動き出す。普通の人間がウィッチを狩ることを可能とする“オルボ”の開発が進み、ロビンの出生の秘密が明らかになるにつれ、彼女はハンターではなく狩られるべきウィッチへと立場を変えてゆく……。
エピソード1
リプレイスメント
社会に潜伏するウィッチを管理し、捕獲と抹殺を任務とする超法規組織STNJ。そこに、殉職者によってできた欠員を埋めるため、イタリアのソロモン本部から一人の少女が派遣された。彼女の名は瀬名ロビン。しかしその当日、新たなウィッチ事件が発生。急行したロビンは、罠に落ちた仲間を救うべくその能力を発動させた!
エピソード2
アディクティッドゥ・トゥ・パワー
手も触れずに内臓を破壊し、友人を殺害したとして起訴されていた男・三沢和哉が無罪を勝ち取り、マスコミを賑わせていた。現行法ではウィッチを裁くことはできない。三沢がウィッチの末裔であることを掴んだSTNJは活動を開始。三沢を深夜の教会に追いつめる。だがその時、三沢の能力がハンターたちに襲いかかった!!
エピソード3
ダンシング・イン・ダークネス
ウィッチばかりをねらった連続殺人事件。被害者はミイラのように干からび、そして現場には羽虫の死骸が残されていた。調査の結果、40年前と80年前にも同様の事件が発生していたことが判明。容疑者は左手にスカラベのタトゥーを持つ男、倉田一真。老人ホームを訪ねたロビンと堂島は、倉田の妻から意外な証言を得る。
エピソード4
スタボーン・エスセティクス
毎朝の礼拝の道すがら、ロビンは熱心にキャンバスに向かう少女、白井小夜子と出会う。この世界は美しい。だから、永遠に美しいままの世界を、こうして保存しているのだと微笑む小夜子。その公園が、かつてウィッチによると思われる未解決の死体遺棄事件の現場であったことを知ったロビンは、烏丸とともに再調査に向かう。
エピソード5
スメルズ・ライク・ザ・ワンダリング スピリット
失踪したウィッチを追う榊と堂島。その前から、まったく無関係の男が突如逃亡し、そして死んだ。残された金木犀の芳香。彼はいったい何に怯えていたのか?かつて烏丸が遭遇した同様のケースとの関連は?手がかりは金木犀の香りのみ。ハンターたちに、謎のウィッチ<シングルアイ>の恐るべき能力が襲いかかる!
エピソード6
レインドロップス
ある雨の夕暮れ、ロビンを助けた女性・矢野英子。その死因に不審を抱いたロビンは、英子が最後に会った人物・千絵のもとを亜門とともに訪れる。しかし、彼女には完全なアリバイがあった。近しい人の死に対して何の動揺も見せない千絵。千絵がウィッチであると確信し、彼女の部屋を再訪したロビンが見たものとは!?
氷上恭子
結城比呂
渡辺明乃
辻親八
福山潤
池水通洋
竹若拓磨