岡ひろみは“お蝶夫人”と呼ばれる竜崎麗香にあこがれてテニス部に所属した、普通の女子高生だった。だがいきなり鬼コーチ宗方仁に可能性を見出され、テニスの資質を伸ばしていく。先輩や同期の妬みを買いながらも、親友の愛川マキや男子部員の藤堂貴之たちに励まされ彼女は成長していく。そして、コーチとの絆も深まるのだが…。【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
エピソード1
テニス王国のシンデレラ
テニス王国、県立西高校一年生、岡ひろみは、親友、愛川マキと共にテニス部の初心者(ビギナー)であった。ある日、学校帰りの寄り道のスポーツ用品店で西校のエースお蝶夫人こと竜崎麗香に出会う。彼女はラケットの予約で店に立ち寄ったのだが、一時間後にしか届かないことがわかり、ひろみに代行を頼んで去って行く。 【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
エピソード2
選手はおまえだ!
練習中にいまさら基本練習かとわらわれながらも、ひろみは、宗方にテニスの中心メンバーは他にいると抗議する。聞き入れてもらえないひろみがトボトボ歩いていると、生徒会長の藤堂と男子テニス部キャプテンの尾崎にぶつかる。足早に去って行くひろみを見送りなぜ彼女が選ばれたか疑問に思う藤堂に、尾崎がコーチはきっと彼女に何にかを見つけたのだろうと言う。練習が終了してからひろみはお蝶夫人にしごかれる。【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
エピソード3
涙の地区予選
ひろみは画鋲の怪我でコーチに休部届けを出したものの、ささいな傷であることがバレて、一人残されコーチに特訓を受ける。次の日、学校に向かう途中、マキとひろみはコーチの悪口を言っていると、藤堂に聞かれてしまうが、「とにかく予選に出てベストを尽くせ!!」と励まされる。大喜びしたひろみは、逆にファイトを燃やしだす。だが、テニス部のラケットはすべて修理に出され、自分用のラケットを持たない、ひろみは途方に暮れてしまう。 【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
エピソード4
テニスコートの対決
足のケイレンで、試合を棄権したひろみは、控室で休養中、他のメンバーに悪口を浴びせられる。気持ちが落ちこんだひろみは、家へ帰ろうとすると、生徒会長の藤堂が、自転車でやって来て、足が悪いから送ってやると誘う。憧れの先輩と一緒に家に帰るひろみ。翌日、音羽京子が「なぜ自分が選手がダメで、ひろみがいいのか試合で納得いくまでやらせて欲しい」と申し出る。 【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
エピソード5
鬼コーチにぶつかれ!
お蝶にラケットを失くしたことを詫びるひろみ、しかしお蝶は、ひろみより、音羽にそんなことは忘れろと、ひとこと言って去って行く。ひろみは、自分がお蝶に見離されたと思って落ちこむ。だがそんな彼女の気持ちと裏腹に、コーチの特別訓練が、ひろみを扱く。その様子を見ていた部員達は、絶対ひいきだと文句を言うが、お蝶だけは、確実に彼女が上達していくのを見抜いていた。 【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
エピソード6
ああ!準決勝の日
準決勝当日。結果は相手がひろみのペースに巻き込まれ、ひろみの勝ちに終わった。喜ぶマキとひろみ、だが宗方は、今日の試合は、お前の実力ではないと一喝する。試合後の練習で、ひろみは天候によるペースの乱れを訴えるが、宗方はそれを克服してこそ実力だと助言する。家に帰る途中、ひろみはラケットのガットを張り直そうと店に寄るが、偶然、藤堂に出会い、ガットを張り直してもらう。【子ども/アニメ】(C)山本鈴美香/集英社・TMS
高坂真琴
池田昌子
中田浩二
森功至
太田淑子
池水通洋
出崎統
斎藤次郎