イギリスの“ジャック・ザ・リッパー”。アメリカの“ゾディアック”。どちらも未解決となった連続殺人事件の犯人に付けられた名前である。そして韓国の“カプトンイ”。 華城連続殺人事件の犯人である未知の獣を刑事たちは“カプトンイ”と呼んだ。通り魔殺人犯や幼児への性的暴行犯は多くの場合、物静かで真面目に見える“お隣さん”だという。犯罪を傍観したその瞬間に家族、友人、または自分自身が被害者となりえる。目に見える犯人と目に見えない犯人。そしてそれらに対する個人と社会の責任を問うドラマだ。
エピソード1
第1話
20年前、京畿道イルタン市で婦女連続殺人事件が発生する。犯人はカプトンイと名付けられ、ムヨムの父親が容疑者にされてしまう。そして父親は苦悩して自殺。その汚名を晴らすべく、ムヨムは刑事になったのだ。
エピソード2
第2話
強姦殺人事件がクリスマスイブの夜に発生。ムヨムは現場に向かい、カプトンイの起こした1件目の事件とほぼ一致していることを感じ取る。模倣犯の可能性が高まり、ムヨムは過去のファイルを見返すのだった。
エピソード3
第3話
リュ・テオに後頭部を殴られ、意識を失って病院に運ばれたムヨム。翌朝、1月7日に2件目の殺人事件が起こるというニュースが世間を駆け巡った。情報提供者はムヨムを名乗る男。ヤン刑事はムヨムがカプトンイではないかと、ますます怪しむ。一方、情報提供者はカプトンイだと考えたムヨム。2件目の殺人を阻止すべく、カプトンイが残したメッセージの謎を解こうとする。
エピソード4
第4話
2件目の犯行現場にいたところを、ヤン刑事らに逮捕されてしまったムヨム。連続殺人事件の容疑者として現職刑事が逮捕されたことで、世間に衝撃が走る。ヤン刑事は早速、ムヨムとカプトンイのDNA鑑定を依頼。平行して行われた捜査でアリバイがないどころか状況証拠までそろい、窮地に陥るムヨム。しかし、DNA鑑定が思わぬ展開を見せ・・・
エピソード5
第5話
ムヨムはヤン刑事から「釈放してやる代わりに辞表を出せ」と言われ、嘘の自白をする。カプトンイを見つけ出すため、医療刑務所に収容されようとしたのだ。しかし医療刑務所への移送日、3件目の事件が発覚する。
エピソード6
第6話
リュ・テオが事件に関わっていると気付き始めたムヨムは、テオの過去について調べる。12年前、テオの父親が殺された現場で2人は偶然にも会っていた。テオは自分の無実を証明するため、4件目の事件発生予想日を一緒に過ごしてほしいと精神科医のオ・マリアに依頼。それを知ったムヨムとヤン刑事はカプトンイ逮捕のため、おとり捜査を決行するが・・・
ユン・サンヒョン
キム・ミンジョン
ソン・ドンイル
イ・ジュン
キム・ジウォン
チョン・インギ
Jo Su-won
Shin Yong-hwi
Kwon Eun Mi
Kwon Eum-mi