ニュースが伝えない日本経済を、村上龍・小池栄子が“カンブリア紀の経済人”を迎えてお伝えする、大人のためのトーク・ライブ・ショー。
倒産危機から驚異の急成長 “銀座の大家”独自戦略
ブランド店や高級飲食店が建ち並ぶ、日本一の商業地・銀座。そんな銀座の街で、至る所で目にするのが「HULIC(ヒューリック)」の文字が入ったロゴだ。銀座5丁目のプラダが入る建物や、数寄屋橋交差点近くにある、高級飲食店やホテルが入居する高層ビルなど、様々なところで目に飛び込んでくる。それもそのはず、ヒューリックは銀座にビルを37棟保有し、「銀座の大家」の異名を持つ不動産ディベロッパーなのだ。しかし、ヒューリックは20年ほど前までは銀座にたった2棟しか持たない小さな企業だった。そんな企業が1人の男性を社長に迎えると、劇的な成長を遂げ、経常利益と時価総額で、三井不動産、三菱地所、住友不動産の財閥系大手3社に次ぐ4位につけている。背景には生き残りをかけた「差別化戦略」があった! (C)テレビ東京
放送20年目 特別企画 安藤忠雄が明かす次の時代の勝ち方
表参道ヒルズ、光の教会、六甲の集合住宅を手がけ「コンクリート打ちっぱなし」で建築界を席巻した“世界の安藤”は83歳になった今も最前線で挑戦し結果を出し続けている。カンブリア宮殿では番組開始年に出演した安藤を19年ぶりに招き、長きにわたり世界を魅了し続ける秘密と、激変する時代の生き残りのヒントを聞く。 (C)テレビ東京
ネット時代の家具店 LOWYAの全貌
「LOWYA(ロウヤ)」のブランド名で家具・インテリア雑貨をオンライン販売する福岡市のベガコーポレーションが、2023年からリアル店舗の展開を開始し、業績を伸ばしている。企画から製造、物流、販売までを自社で一貫して行い、デザイン性・機能性・価格の三拍子が揃った商品によって、20?30代の若者や主婦層を中心に熱狂的なファンを獲得。すでに東京や横浜をはじめ全国に9店舗を展開しており、2025年6月には東京2号店となる10店舗目の出店。2004年の創業以来、ネット専業で家具を販売し、現在は年商160億円規模へと成長。SNSのショート動画では再生回数1,000万回を超える“バズり家具”を次々と生み出している。実物を見られないというネット通販の弱点を、独自戦略で克服してきた家具ECのパイオニアの全貌に迫る。 (C)テレビ東京
会社をデザインして大躍進 黒子企業の挑戦
ヤクルトレディやヤマト運輸の配達員など、その“制服”を見ればどこの会社の人なのかが分かる…そんな企業の顔ともいえるのが“制服”。この制服の業界において、2000社以上の取引先を持ち、累計1000万人を超えるユーザーを持つのが、アパレル大手オンワードの傘下にあり、BtoB向け事業を担う『オンワードコーポレートデザイン』だ。同社は、ユニフォーム事業だけでなく、企業のキャンペーン商品などで営業戦略を推進するインサイトセールス事業や空間デザイン事業も手掛けるなど、最近では“会社そのものをデザインする”ことにも力を注いでいるという。その売り上げは右肩上がり、2024年度は180億円を突破した。常識破りの戦略で企業を陰で支える、黒子企業の全貌を紐解く。 (C)テレビ東京
日本酪農発祥の地 千葉発 大手に負けない強さの秘密
今、牛乳離れが深刻化している。飲料市場の多様化や少子化などの影響で、30年前と比べて牛乳の消費量は約30%減。円安により牛のエサ代も高騰し、乳業メーカーは苦境に立たされている。全国の酪農家も1963年のピーク時に比べ2023年にはわずか3%にまで激減。そんな中、これまでにない視点でヒット商品を連発し、売り上げを伸ばしているのが「古谷乳業」だ。酪農発祥の地と言われる千葉県で創業、県民には学校給食用牛乳で知られる中小メーカーがなぜ、乳業界で勢いを伸ばしているのか?巨大メーカーに打ち勝つ戦略と、酪農業界活性化の現場に迫る! (C)テレビ東京
名古屋から世界へ 異色チェーンの快進撃に迫る!
1981年に名古屋で山本重雄が創業した「世界の山ちゃん」。独特なスパイスが効いた「幻の手羽先」は一度食べたら忘れられない。2014年には海外に進出し、年商75億まで伸びた。ただ、2016年にカリスマだった創業者の重雄が突然倒れ、死去。その後を継いだのは、妻であった元専業主婦の山本久美代表。カリスマ経営者の死去で社内外に動揺が走る中、経営素人の久美はさまざまな改革をおこない、“脱創業者”を掲げた。門外不出の手羽先の販路を拡大させ、デザートメニューなどで客層の拡大も図った。その結果、過去最高売上を更新。小学校教員から専業主婦となり、夫との死別で経営者になった久美。様々な苦悩を乗り越え、過去最高売上を突破した舞台裏に迫る。 (C)テレビ東京
高川裕也
小池栄子
村上龍
桧山岳彦