A.S.122――数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。
PROLOGUE
小惑星に建造されたフロント、フォールクヴァング。ヴァナディース機関のラボでは、ガンダム・ルブリスの稼働実験が行われていた。評議会から課された条件をクリア出来ないままのルブリスに、焦燥感を募らせるテストパイロット、エルノラ・サマヤ。――その日は、彼女の娘が4歳を迎える誕生日だった。
エピソード1
魔女と花嫁
宇宙産業の大手ベネリットグループが経営する、アスティカシア高等専門学園。水星からの編入生スレッタ・マーキュリーは、学園での新生活に胸を躍らせていた。だが到着間近、彼女は宇宙を漂う一つの影を発見する。
エピソード2
呪いのモビルスーツ
グエルとの決闘に勝利したスレッタ。しかし彼女のモビルスーツ、エアリアルには、禁止された魔女の技術、GUNDフォーマットを使用している嫌疑がかけられる。一方ミオリネは、父デリングにより退学の危機に直面していた。
エピソード3
グエルのプライド
決闘の再試合を強いられるスレッタ。エアリアルの廃棄処分を取り消すため、ミオリネの退学を回避するため、二人は協力関係を結ぶ。一方、対戦相手のグエルにとっても、この決闘は絶対に負けられない戦いだった。
エピソード4
みえない地雷
グエルからスレッタへの、突然のプロポーズ。困惑したスレッタはパニックになり、その場から逃げ出してしまう。皆がグエルの行動に驚く中、地球寮の生徒の一人チュチュは冷ややかな視線を送っていた。
エピソード5
氷の瞳に映るのは
ペイル・テクノロジーズがエランを利用して、エアリアルの秘密に迫ろうと画策する。何故か自分に優しく接するエランのことが、スレッタは気になっていた。そんな中スレッタはある日、エランから外出の誘いを受ける。
市ノ瀬加那
Lynn
阿座上洋平
花江夏樹
古川慎
宮本侑芽
小林寛
大河内一楼
矢立肇
富野由悠季