2005年、23歳のレヴィ・キングは2つの州で2家族、計5人を殺害する。幼少期から持ち続けていた内なる怒りを鎮めることができず、無作為にターゲットを決めたように見えるレヴィ。彼には確固たる殺人の動機はあったのだろうか。当時10歳だった唯一の生き残りである少女や関係者の証言から当時の事件の状況を紐解き、レヴィ本人が事件の詳細や心情を初告白する。

2011年、ニューヨークで8人を殺傷したマクシム・ゲルマンへのインタビューと共に、事件当時を振り返る。逮捕に至るまでの28時間、彼はターゲットとなる人物を次々と殺害、ついには地下鉄の車内で警察と血みどろの戦いを繰り広げる。世間を揺るがした“マッド・マクス”が、初めてカメラの前で語る犯行動機とは？

20代前半で恋人をめった刺しにし、殺人未遂で服役したロバート・ロペス。出所後に交際を始め、彼の子を身ごもった恋人もハンマーで撲殺した。どちらも別れを切り出した女性への怒りに任せた犯行である。「自分は悪魔だ」と語る殺人鬼ロペスが、心の奥底に眠るコントロールできない怒りの原点や事件当時の心境などついてカメラの前で初告白する。

2件の第一級殺人で有罪となり収監されているディナ・ライリー。彼女は恋人のリチャード・デイヴィスと共に2人の女性に暴行を加えて殺害し、その一部始終を録画していた。捜査員も目を覆いたくなるほど凄惨な犯行に至った理由は一体何なのか。2人の歪んだ関係とおぞましい事件の真相について、今回ディナが初めて口を開く。

2002年12月9日。アール・フォレストは、自らの親友を含む2人を射殺。さらに、駆けつけた警官も銃撃し、うち1人が命を落とす痛ましい事件へと発展した。3人もの命を奪った凶悪犯は、なぜ殺人に至ったのか。本人や周辺人物へのインタビューを通して、事件の真相に迫る。

モンタナ州の平和な都市で、女性の刺殺体が発見される。目撃者の証言を元に、容疑者として浮上したのはジーン・メレディス。取り調べの最中、警察がある奇妙な行動に気づいた直後、彼は急変して怒りを爆発させる。怒りの根底にあるものとは一体何なのか。悪魔の所業のような残酷な事件の真相と驚くべき殺害動機を、彼が初めて告白する。