トッコ・マテは絶世の美男。これまで多くの女性を虜にしてきた。リッチな不動産王のジェッキも、そして平凡な女の子ボトンも、出会って以来マテしか目に入らない。しかし彼には出生の秘密があった。顔も知らない父はどこか別の場所で暮らしているらしく、会うには合言葉が必要なのだが、マテの母はなかなか合言葉を教えようとしない。そんなある日、マテは謎めいた女、ユラに出会うが・・・。
突然母を亡くし、悲観に暮れるマテ。実家で母親と男性のツーショット写真を見つけ、「父親の合言葉を知っている」というホン・ユラの言葉を思い出す。言われたとおり彼女を訪ねると、自分がMGグループの会長、パク・キソクの隠し子だと知らされ仰天する。早速パク会長を訪ねるが、妻のナ・ホンナン副会長に「会長の息子だという証拠もないのか」とあっさり追い返されてしまう。
ユラの命令で大量の靴下を売りさばくハメになったマテ。テレビ通販で売ろうと考えたボトンは通販会社に行き、そこで前に手作りの品を買ってくれたMDのダビデと偶然に再会した。ボトンに好意を持ったダビデは協力を申し出る。一方マテは靴下のたたき売りを考えるが、うまくいかずに苦労する。そして最近マテが冷たいと感じていたジェッキは、彼をつなぎとめようとプロポーズするが…。
「二人目の女神・エレキ仙女から人を操る術を学べ」とユラから言われたマテは、イメージを一新して仙女に会いに行くが、軽くあしらわれて退散。簡単には教えてもらえそうにない。ユラは仙女の訪問を受け、マテは財をもたらす代わりに娘のスルリには災難をもたらすと告げられる。ボトンはMG通販のダビデと共に、マテの靴下を「お掃除靴下」という名の雑巾として売ろうと作戦を立てる。
マテとユラが抱き合う姿を見てショックを受けたボトンは、ヤケ酒の勢いで母マルジャに「寮のある会社に就職が決まった」と言ってしまい、今更ウソだとも言えずにダビデの家に間借りすることになる。マテに心引かれていることを自覚したエレキ仙女は、人の心を操るには、その人の心のボタンを押せばいいとマテにアドバイスし、巨大な人脈を持つ女、キム・インジュンにコンタクトを取る。
ダビデの提案で、お掃除靴下の売上金で同商品に再投資することにしたマテ。ボトンとダビデは工場を探し始めるが、単価が安く請け負ってもらえない。「靴下に愛情のある生産者を探すべきだ」と靴下同好会のオフ会に行き、靴下に人生を懸ける靴下工場の社長に出会う。早速生産を依頼しに行くが、掃除用靴下だと知った社長に「靴下を冒涜するな」と怒られ、追い出されてしまう。
チャン・グンソク
トッコ・マテ
IU
キム・ボトン
イ・ジャンウ
チェ・ダビデ
ハン・ジェヨン
ホン・ユラ
キム・ボヨン
Na Hong-ran