海軍大尉のジウォンは親友のソンジェと共に訓練に励む毎日を送っていた。ある日父の誕生日に駆けつけたジウォンはその場で恋人のマリにプロポーズするが、ひそかにマリに片思いしていたソンジェは驚きを隠せない。その後ソンジェは軍隊を辞めてジウォンの父が会長を務めるソヌグループに入社し、ジウォンは合同訓練のためにタイに赴く。タイに着いたジウォンはジュースを売り歩くカヤにぶつかられ、財布をすられたと思い込みカヤを責めるが…。
カヤに興味を持ったジウォンは、カヤが以前起きた津波で記憶喪失になったことを知る。翌日、訓練中のジウォンの元に、父親ジェワンがタイで死亡したとの連絡が入る。ジェワンが会長を務めるソヌグループの乗っ取りを図るウンドの犯行だった。ジェワンを見殺しにしたソンジェはウンドと手を組み、ジェワンが麻薬で死亡したように見せかける。ジウォンは遺体の解剖を望むが、ソンジェはジェワンの名誉を守るために火葬にすべきだと主張し…。
追われる身となったジウォンはタイを出るため、カヤに偽のID証を作るよう依頼する。しかし国境の検問所で殺し屋に見つかって負傷し、カヤのもとへ逃げ込む。ソンジェは大金と引き換えにジウォンの居場所を教えると取り引きを持ちかけてきたムトンを利用する。カヤは追っ手から逃れてジウォンを島に連れていき、夫婦のふりをして暮らし始める。ソウルではソヌグループの株主総会が開かれ、ジスの委任状が公開されるが・・・。
島での二人暮らしが始まり、ジウォンに惹かれていくカヤ。“カヤ”が“ゴミ”という意味だと知ったジウォンは、カヤに“スワン”という名前を付ける。一方、ジスの委任状により取締役に就任したソンジェは、マリに愛していることを告白。そんな中、ジウォンはソンジェが殺し屋に会っているところを目撃し衝撃を受ける。ソンジェは電話をかけてきたジウォンにジスが行方不明だと告げて、ジウォンをおびき出そうとするが…。
ジウォンはキム代表 (ジリュン) に「俺が消えればジスが戻る」と告げ、ソンジェたちの前に姿を現す。しかし追い込まれたジウォンは爆発に巻き込まれてしまう。5年後、スワンはソウルでパンダ社の見習記者として働きながらジスの行方を追う毎日を送る。ソンジェとウンドはソヌグループ内でそれぞれ社長となり、マリはソンジェと結婚してソヌ財団の理事長となっていた。ある日マリが主催するパーティーに参加することになったスワン。そこに現れたのは…。
取材のためカジノに潜入したスワンは、暴力団に追われてしまう。スワンの危機を救ったのはマスクをしたジウォンだった。ムトンらのMRBファンドは、ウンドが社長を務めるソヌ流通に投資を申し入れる。ウンドに預かり金を要求されたムトンらは、反対にウンドからカジノの売上金200億ウォンをだまし取る。 一方、マリの前に姿を現したジウォンは、マリを海岸へ連れていく。会いたかったと告げるジウォンに、マリは・・・。
ムン・チェウォン
キム・スワン
イ・ジヌク
チャ・ジウォン
キム・ガンウ
ミン・ソンジェ
Gook-hwan Jeon
ペク・ウンド
キム・テウ
キム・ジリョン