恋する泥棒～あなたのハート、盗みます～

独立運動家の子孫であるパンスは貧しさのあまり盗みを働き刑務所に入っていた。出所したパンスは苦労する妻と息子の姿を目の当たりにし、二度と盗みは働かないと誓う。そんな中、独立運動家の遺族申請をしたパンスは突然やってきた男たちによって連れさられてしまい…。

父チャンギの死の瞬間を目撃していたスヒョン。パンスはテソクに追われるスヒョンをかくまうため、スヒョンを家に連れて帰る。一方、宝の在りかを示す地図を全て手に入れようとするイルグォンに対し、娘婿のジュンテはこれ以上ことを大きくしないほうがいいと警告する。

スヒョンの母ヘウォンも自殺してしまい、天涯孤独の身となったスヒョン。パンスはスヒョンを“ドルモク”と名付け、新しい人生を歩ませようと児童養護施設に連れていく。しかし、スヒョンはパンスから離れようとせず、パンスはスヒョンを育てていくと決心するが…。

ドルモクからペクサン将軍の宝についての夢を見たと聞いたパンスは、決して口外しないよう言い聞かせる。そんな中、学校で行われた行事で出会ったユノにからかわれたドルモクは、うっかり宝の話をしてしまう。子どもたちは宝を見つけ出すため、閉鎖された金鉱へ向かい…。

ミンジェから何者かがドルモクのことを嗅ぎ回っていると聞いたパンスは衝撃を受ける。パンスは、ソウルへ引っ越そうと考えるが…。一方、金細工の技術者を取り調べていたソンイルはパンスの存在を知ることとなり、ドルモクがチャンギの息子スヒョンであることに気付く。

ジュンテたちの策略により、無実の罪で逮捕されてしまったパンス。パンスがドルモクのことで脅されたと知ったハギョンはショックを受ける。一方、パンスのぬれぎぬをはらすため、1人でイルグォンの別荘へと向かったドルモク。そこで衝撃的な事実を耳にするのだが…。