
今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署~安積班
今野敏の大ヒット警察小説「安積班シリーズ」の「潮流 東京湾臨海署安積班」を、中村芝翫の主演でドラマ化。ベイエリアで発生する難事件に、東京湾臨海署強行犯係・係長の安積剛志(中村芝翫)と安積班の班員たちが「罪を憎んで人を憎まず」の 精神で、妥協を許さず、ひたむきに立ち向かっていく姿をヒューマンタッチで描く。共演には、原田龍二、林家たい平、宅麻伸ら豪華キャストが顔をそろえる。 【ストーリー】 東京湾臨海署管内の運河で40~50代とみられる男性の半裸死体が発見された。目立った外傷はないが顔が潰されていて、その後の検死でリンパ節と筋肉に壊死が見られたことから、毒物が使われた可能性があることがわかった。殺人事件を視野に安積剛志(中村芝翫)率いる安積班は捜査に乗り出す。さらに、臨海総合病院に救急搬送された患者2人が死亡し、運河で発見された死体と同じく壊死が見つかったと連絡が入り、署内に緊張が走る。その頃、署内に取材に来ていた東報新聞の番記者・山口友紀子(井上依吏子)とフリージャーナリストの由良清和(本宮泰風)は署内の微妙な空気を感じ取る。村雨秋彦(原田龍二)と桜井太一郎(石黒英雄)が出て行くのを見つけた友紀子は後を追う。一方、須田三郎(林家たい平)と黒木和也(尾崎右宗)は、運河の近くで怪しい人物を目撃したというタクシーのドライブレコーダーに写っていた人物の捜査にあたっていた。そこへ、犯行声明が映像で送り付けられてくる。安積班を名指ししてきた黒ずくめの男が不気味に語るその姿に、安積は5年前に起こった忌まわしい事件を思い出していた・・・。