ごきげんいかが?テディベア

「最愛の人がこの世から消えても、その人の一部が他人の身体の中で生き続けているとしたら、なにを思い、何をするだろうか?」をテーマに、臓器移植のあり方を問いかけるヒューマンドラマ。主演は、本作がドラマ初主演となった山田花子。父親役に大杉漣、母親役に未知やすえ。そして、主な出演者以外は俳優ではなく、すべてその職業に携わる人々をキャスティングした。(MBS製作) 【ストーリー】 「人形浄瑠璃」の発祥地、淡路島・三原町。ここで平穏な生活を過ごす農家の一人娘・京子(山田花子)は、部活動で人形浄瑠璃をする以外は引きこもり気味の生活を送っていた。そんな中、京子の母・和子(未知やすえ)が突然亡くなってしまう。母は臓器提供意思表示カードを持っており、臓器は見知らぬ人のものとなった。 母の死後、寡黙な父・大助(大杉漣)と2人きりの生活の中、京子はますます引きこもるようになってしまう。そして、自らの正体を偽り、母の肝臓を提供された女性と密かに文通をするが・・・。