混雑のピークを過ぎ乗客のまばらな列車内にてジェリは若い弁護士と口論になり、ジェイコブは思いがけず母親と彼女の商売相手の男に遭遇する。そんな中、列車はトンネル内で急停車。乗客たちは4人の覆面のハイジャック犯によって自分たちが人質にされたことに気づく。誰も傷つけるつもりはないと言う犯人たちだったが、列車の後尾車両の爆破を企てていた。© Ochre Pictures Pte Ltd Private and Confidential

車内の様子を探るため精鋭部隊NAGAがドローンを放つが、妨害電波で阻止される。対処を警察に引き継いだ鉄道会社本部に犯人グループのリーダーであるブラックから電話があり、唯一の交渉人としてチャ･ウェンスーが指名される。警察はウェンスーを見つけるが、ジョセフは交渉人として彼女を信頼できずにいる。そして警察の工作がブラックに知られると、事態は一変する。© Ochre Pictures Pte Ltd Private and Confidential

人質たちは交渉のための協力者を選ぶよう迫られ、弁護士のレイは身勝手な提案をする。人質18人の解放と引き換えにブラックが要求したのは記者会見の生中継だった。そんな中、ハイジャックの首謀者を特定しようとするウェンスー。ショーンはトンネル内に食料を運び、人質との交信を試みる。© Ochre Pictures Pte Ltd Private and Confidential

警察は携帯電話を隠し持つ人質と通信を始める。ブラックは生中継で声明を出し、4人の著名な資産家の犯罪行為を調べるようマスコミに要求。ウェンスーはリーダーの正体を突き止めるが、事態を揺るがすような警察の暴挙にリーダーは激怒する。ウェンスーは今後の協力を約束し説得するが、彼には届かない。© Ochre Pictures Pte Ltd Private and Confidential

作戦が失敗し対応に追われるジョセフと対策チーム。ブーンは彼らに協力しようとするが、自らの命を危険にさらすことに。乗客の前でマスクを外し素顔を見せた犯人たちはタイタスを指名し連れていく。ジョンの次の要求はタイタスの父スシロ･バガワンとの対話だった。© Ochre Pictures Pte Ltd Private and Confidential

父親に犯人との交渉をあっけなく打ち切られ、打ちひしがれるタイタス。ジョンはウェンスーを交渉人に指名した理由を告げ、彼女のつらい過去の真相を明かす。一方、レイは自らの変態的な趣味が暴かれ裁きを受けることになるが、自分の身を守るために他の人質の怪しい動きを暴露する。そんな折、ジャナが列車内に浮上した新たな問題を告げる。© Ochre Pictures Pte Ltd Private and Confidential