シンデレラマン

オ・デサンは、ホステスのドレスレンタル業やブランド物のコピー商品用の盗撮などをしながら、成功を夢見て毎日忙しく飛び回っていた。ある日、デサンの恩人である東大門の老舗「イースタン」のソ社長が急死。パリの服飾学校に通っていた娘のユジンが、父の借金で倒産寸前の「イースタン」を1人で守ることに。

ジュニの服に着替えたデサンは、ジュニの身代わりとしてフランスからのクライアントを連れ東大門を案内することになる。デサンはジュニにフランス語通訳を連れて行くからと、ギャラをはずむよう交渉し、通訳としてユジンを呼びつける。しかしユジンは高すぎる通訳料と、いつもと全く違うデサンの出で立ちを見て怪しむ。

ソ社長の49日で納骨堂を訪れたデサンは、初めてユジンの母と出会う。その後、家探しをするユジンに付き添い、借金のことを告白しようとするのだが、その時ユジンの電話が鳴り、ソフィア・アパレルがインターン・デザイナーとしてユジンを採用したと言うのだ。ソフィア・アパレルと聞いて複雑な表情を見せるデサン。

自分をジュニだと思い込むセウンからファッションショーに誘われたデサンは、危うくユジンと鉢合わせしそうになり、具合が悪いとウソをついて慌てて会場を抜け出す。一方、デサンとセウンが会っていることに不安を覚えたジュニも急いで会場へ向かうが…。

会社の創立記念パーティーで、ジュニを紹介したカン会長。失望したジェミンは、パーティーを抜け出し酒を飲む。そこへ残業を終えたユジンが通りかかると、2人は東大門が見える高台に上がり、コーヒーを飲む。ユジンは、ジェミンが変わってしまったと嘆くが、ジェミンはそんなユジンにいらだち、その場を立ち去る。