いつからか韓国でも階級論が登場し、両極化が進んできている。認めたくないことだが韓国社会には見えない階級が存在しているようだ。ではその階層はどう分かれているのか。財力や権力を持っていれば上流層なのか? それとも学力などの知的水準が高いことが真の上流層である条件なのか? このドラマでは成長環境、財力、学力、趣向、価値観のどれもが近くない、否、全てが両極端な男女が廃業直前の美術館を通じて出会い、経験したことのない互いの人生を理解して、変化し成長する過程が描かれている。
エピソード1
モディリアーニの絵はカムジャタン何人前?
オランダのセイントミラー美術館で勉強しているキム・ダリは優秀だが夢中になると寝食を忘れて没頭するため、館長によく叱られていた。ある日、急用が入った館長に代わり、ダリが展覧会のゲストを空港まで迎えに行くことに。無事にゲストを迎えたダリだったが、実はその人物はゲストのチン・ヒトナリではなく、オランダ養豚協会に招かれ韓国から出張でやって来たチン・ムハクだった。何も知らずパーティーに出席したムハクは…
エピソード2
ブランド物の時計は何千劫の時間を刻める?
ダリの家に泊めてもらったムハクは翌日、オランダ滞在中に必ず美術館に会いに行くとダリに約束し、その時に返してほしいと自分の腕時計を渡す。しかし連絡先を聞き忘れていたため結局ダリには会えないまま韓国へ帰国することに。帰国後もダリのことが頭から離れないムハク。一方、ダリは父親が急死したため韓国に戻っていた。多額の財産は社会に還元し、赤字経営を続けていた美術館を父親から継いだダリは窮地に立たされる。
エピソード3
“無題”は何を描いたのでしょうか?
20億ウォンを取り戻すためチョンソン美術館に乗り込んだムハクは、そこでダリと再会。オランダで出会った時とは別人のようなムハクの姿に驚きながらもダリは再会を喜ぶが、ムハクはなれなれしくするなと突き放す。チンピラのような格好をしたムハクたちの写真がネット上に出回ってしまいチョンソン美術館は更に危機的な状況に。何も知らないムハクはダリの後を付け回して返済を迫るが、なぜかダリを助けることになる。
エピソード4
ヨーグルトで金持ちかどうか分かるって?
ムハクはチョンソン美術館の新館長になり、自分で稼いで20億ウォンを取り戻すと宣言。ダリは反発するが、借金返済のためならどんな条件でも受け入れると言ってしまった手前、どうすることもできなかった。職員たちの不満の声も耳に入り、いとこのシヒョンからも冷たく突き放されてしまったダリは支援者を探し回るが協力してくれる人は見つからない。結局、家を売り払ったダリは行く当てもなく1人で夜の街をさまよい酒を飲むが…
エピソード5
ホテルで見る雨とモーテルで見る雨は違う?
ダリをホテルまで送り届けたムハクは安心して家に帰るが、ダリはすぐにホテルを出て格安のモーテルに泊まることに。その夜、ダリは強盗に部屋に入られてお金を全て盗まれてしまい、社員に給料を払えなくなってしまう。結局ダリは幼なじみの刑事、チュ・ウォンタクの家にしばらく居候することになるが、何も知らないムハクはダリが男友達の家に居候すると知って動揺する。そんな時、ダリが男と入ったモーテルで強盗に遭ったと報道され…
エピソード6
ごみも芸術になりますか?
ダリの私生活が報道されたことにより、チョンソン美術館の評判は下がってしまうかと思われたが、騒ぎを逆手に取ったダリは報道陣の前でぬれぎぬを晴らし、展覧会の宣伝をすることに成功する。一方、ムハクの兄チン・ギチョルはアン・サンテ議員に取り入り、チョンソン美術館の付近一帯の開発事業に関わろうとしていた。アン・サンテ議員はダリに美術館を手放させるため、ダリのいとこキム・シヒョンともつながりを持っていた。
キム・ミンジェ
パク・ギュヨン
クォン・ユル
Hwang Hee
チャン・グァン
ウ・ヒジン
アン・セハ
Yoo Hyoung-Kwan
Song Ji-won
アン・ギルガン
イ・ジョンソブ