原発事故からまもなく9年となる今も、多くの地域で立ち入りが厳しく制限されている福島県浪江町。そのひとつ帰還困難区域にある津島地区に住んでいた石井絹江さんは、避難先の福島市から2時間かけて、浪江町の中心部に通う生活を続けている。3年前に避難指示が解除されたこの場所で、古くから地元の人たちに親しまれてきた食材「えごま」の栽培を始めたのだ。“懐かしの味”で町を元気に。食と農の復興を目指す人々の姿を描く。[NARR](C)NHK
コロナ禍だからこそ花束を贈りたい。東京・南青山にあるフルオーダーメードの花屋。大切な人への思いを形にした「世界に一つだけ」の花束に注文が相次いでいる。将来の不安を抱える大学生が、母に感謝を込め作った髪飾り。家族だけの「成人の日」に交わした言葉とは…?コロナに翻弄され、夫の介護に疲れた自分を励ますために注文したボトルフラワー。それが40年の夫婦の軌跡を見つめるきっかけに…。心と心をつなぐ花束の物語。[NARR](C)NHK