総理(田村正和)や首席秘書官(西村雅彦)、副総理(藤村俊二)ら内閣官房チームは、内閣支持率が史上最低の1.8%まで落ち込み頭を痛めていた。官房長官のなり手もいない状況を受けて、総理は内閣不信任案が可決される前に国会の解散を決意。そんなある日、お嬢さん(佐藤藍子)の家庭教師として一人の青年(筒井道隆)がやってくる。
官房長官も決まり解散を免れてご機嫌の総理(田村正和)は、今日の主催パーティーを楽しみにしていた。だが招待客から欠席通知が相次ぎ、総理夫人(鈴木保奈美)まで出席しないと言い出す始末。なんとか夫人を説得し、大幅に招待客の替わったパーティーが始まってホッとしたのも束の間、「支持率さらに低下」の知らせに憤然とした総理が招待客の子供を叩くという一大事が・・・。
「グリーンピース大嫌い発言」で突き上げられた窮地に立つ総理(田村正和)のもとに、北欧のドレスカデンから蟹が届く。さっそく茹でて全部食べてしまった矢先、その蟹は神聖な生き物として鑑賞用に贈られたことに気が付く。そこへ大使から蟹を一匹返して欲しいとの申し入れが・・・。
夫人(鈴木保奈美)が間男(風間杜夫)とデートを楽しんでいるちょうどその頃、官邸は巨大隕石落下の知らせに騒然。危機管理対応メンバーが召集され、内閣のイメージアップに絶好のチャンスと、さっそく総理(田村正和)を被災地の視察に向かわせるため自衛隊のヘリが用意されるが・・・。
大好きなゴルフ・コンペで好スコアを出した総理(田村正和)は、「優勝」が気になって官邸での名誉国民賞授賞式も上の空。ところが受賞した冒険家(内藤剛志)が途中でズルをしたことが判明。その頃「優勝」したくてたまらない総理はスコアをズルして改ざんしていた・・・。
来日中のフリドニアの体操選手団がアメリカへの亡命を希望。その対応に二転三転する総理(田村正和)は窮地に。一方、首席秘書官(西村雅彦)は家出した夫人(鈴木保奈美)を探す傍ら、思案の末スモジ大使館でのお茶会にメイド(鶴田真由)を総理夫人として同伴させる。