大雨の中、「目玉をくりぬいてやる」とつぶやく不審な男性に遭遇するファソン。男は山の中に消えていく。そんな中、夫が帰ってこないと警察署に相談のあった美容師の女性が夫に目をくりぬかれるという事件が起き、大騒ぎとなる。一方、テハンはレッカー車の要請を受けて現場である山に向かう。しかし、そこには誰もおらず不思議に思うテハン。そして、突然ヨンシクに異変が起きテハンに襲い掛かろうとする。

病院で暴れて逃げだしたヨンシクを追って山に入ったファソンは、黒い煙にのまれ我を失い、居合わせたテハンに銃を向ける。しかし、亡き夫の声が聞こえてきて銃を下ろすと、その場で気絶してしまう。その頃同じ山では、パク･スニル巡査長とチョ･ヒョノ巡査が巨大な陥没穴を発見していた。一方ムジ高校に通うハン･ドンニムは、退学になったイ･ジンソクら不良に脅され、山にやって来るが…。

スニルは陥没穴を埋めるために作業を進めようとするが、トング面で大規模な停電が起きる。すると突然、森の中から煙が見え、黒い目をした学生が襲い掛かって来て現場は大混乱となり、スニルは慌てて逃げだす。その頃、ムジ病院でも異変が起こっており、ファソンは黒い目の男に襲われる看護師を助ける。その男からは黒い血が流れ、人間ではないことを悟る。テハンはファソンと別れヨンシクを捜しに行く。

ファソンはムジ病院で助けた看護師の娘チョン･ドユンを託されるが、逃げ惑う人々の中でドユンを見失ってしまう。しかし建物に入ったドユンを見かけ、ファソンも追って入ると、そこは新興宗教を信じる人々の集まりだった。そして信者は、ドユンはここにいる方が安全だと言う。一方、多くの人々が避難しているムジ病院では扉を三重にして黒い煙を遮断し“変種”に備えていた。そこにテハンも逃げ込んでくる。

住民の多くが避難するムジ高校では変種が入らないようにバリケードを作っていたが、食糧不足の問題に直面していた。ドンニムとジンソクもムジ高校に避難していたが、ジンソクの体には異変が起きていた。一方、ファソンはドユンとムジ高校に避難すると告げるが、信者に精神安定剤を飲まされ気を失ってしまう。そんな中、ドユンは信者たちの集まりに参加し、ある水を飲まされそうになるが…。