通信技術が発達した現代、迷宮入りかと思われた数々の殺人・失踪事件が、これらデジタル情報によって解決に導かれている。メールや通話履歴にSNS投稿、スマート・ウォッチやアプリの位置情報、自宅用監視カメラ、ゲーム機、ネットの検索履歴など、新時代ならではの証拠から警察が事件を解決に導く様に迫る!
エピソード1
デジタル・エビデンスは嘘をつかない
アーカンソー州でジョギングに出かけた女性が行方不明になる。複数の警察機関、多くのボランティアが彼女の行方を捜すが、失踪の2日後、無惨な姿で発見される。容疑者として浮上したのは、ボランティアに参加していた1人の男性。彼の携帯にインストールされていた位置情報アプリによって、彼は自白へと追い込まれる。
エピソード2
スマホに残った不自然な履歴
同じ定時制高校に通う友人同士の少年2人が、約3週間違いで失踪する。似た境遇の2人の同時期の失踪とあって、母親たちは事件性を強く訴え、警察が捜査を開始。1人の携帯電話が失踪翌日に一瞬だけ電源が入っていたことが分かる。やがて警察はその場所に住む危険人物にたどり着く。
エピソード3
デジタル・ストーカー
オハイオ州に住む29歳の女性が自宅敷地内で射殺体となって発見される。彼女ともめていた職場の同僚に容疑がかかり、彼のスマートフォンが調べられることに。そこには不自然な時間に設定されたアラームが残されていた。その後も数々のデジタルデータが見つかり、彼の被害者に対する異様な執着心が明らかとなる。
エピソード4
決定的なデジタル履歴
フリマアプリで中古車を購入しようとした夫婦が銃で撃たれ殺害される。この車には盗難届が出ており、事件直後に押収されたことが判明。警察はアプリから収集したデータで、出品した男を割り出すが、行方はつかめない。そんな中、男が再び同じ車を出品。新たな犠牲者が出るのを防ぐため、警察はおとり捜査を仕掛ける。
エピソード5
突如消えたインフルエンサー
ワシントン州で17歳のインフルエンサーが突如、姿を消す。警察はSNSの利用履歴から1人の男の存在をつかみ、参考人として事情聴取を行うが、男は事件への関与を否認。そんな中、ついに被害者の遺体が発見される。解析された携帯電話の位置情報から、男が遺体発見現場にいたことが判明し、犯行が決定的となる。
エピソード6
ゲーム・オーバー
サウス・アラバマ大学の教授が自宅で殺害される。警察は強盗の線で捜査を進めるが、情報提供者の話から怨恨の線が浮上。そんな中、教授の自宅からゲーム機がなくなっていることが判明し、その無線接続履歴から容疑者が特定され、さらには犯行時に使われた車のGPSから容疑者の犯行が決定的なものになる。