デジモンセイバーズ

自称「日本一のケンカ番長」大門大がある日出会ったのは、デジモンを取り締まる組織「DATS（ダット）」を脱走したアグモンだった。ケンカでアグモンに「アニキ」と認められた大は、街で暴れ回っていると疑われた「子分」アグモンのため、コカトリモンに素手で戦いを挑む…。

デジモンはデジタルワールドに強制送還されると知った大は自分の部屋にアグモンを隠そうとするが、妹の知香と母親の小百合に見つかってしまう。しかも、アグモンを監視するためにDATSから派遣された淑乃まで大門家に居候することに。そんな時、知香の小学校で奇妙な事件が発生する…。

明晰な頭脳と優れた身体能力でクールにミッションを遂行する「トーマ・H・ノルシュタイン」が、DATS日本支部に復帰した。自分とアグモンを邪魔者あつかいされた大は、ボクシングで腕試しをするが引き分けるのがやっと。そうするうちに、プチメラモンが大量に出現し、街は大混乱に陥る…。

隊長の命令で、ともに戦うことになった大とトーマ。しかし、クールなトーマと熱血漢の大は、まさに水と油のように相性が悪かった。協力しあうどころか、バラバラに行動して互いに足を引っ張り合う始末。デジモンを使った銀行強盗事件が発生し、二人は再度チームを組むことになるが…。

逃してしまったドリモゲモンを追って、トーマは禁じられているデジタルワールドへのデジタルダイブを強行する。後を追おうとする大を止める淑乃だったが、転送機を壊してでも行こうとする大を止めることはできなかった。大はトーマと再会し、ドリモゲモンを倒せるのだろうか…？

パートナー同士のはずなのに、タマゴ焼きの取り合いから大ゲンカになってしまった大とアグモン。もう兄貴でもなければ子分でもない、とお互いに意地を張り合ってしまう。アグモンと絶交した大は、市街地に現れたエレキモン相手にどう戦うのか。彼らは再びともに戦うことができるのだろうか…？