勝率100%の冷酷な敏腕弁護士ウルチ・ヘイ。ヘイは死刑囚であるチャン・ファサの仮釈放を阻止するよう、事務所の代表に指示されていた。しかしひょんなことから奉仕のため、ファサを担当するようカン教授に命じられる。あまり気が進まないヘイであったが、30時間は奉仕だと思い我慢することに。そして“9号室”で面会中、ある映像を目にしたファサはその場で倒れてしまう。目を覚ますと2人の体が入れ代わっていて・・・
除細動器の感電事故によって体が入れ代わってしまったヘイとファサ。病院で治療中のヘイはファサの体のまま逃亡するが、捕まってしまい独房に入れられる。一方ファサは自分を死刑囚にまで仕立て上げたチュ・ヨンベが生きていることを知る。そんな中ファサの体をしたヘイは、自分はヘイだと言い続けたため精神障害を疑われ監護施設行きに。ちょうど連れていかれそうな時、その場にヘイの体をしたファサが現れる。
ヘイの姿をして裁判所を訪れたファサは、そこで死んだはずのヨンベと再会する。彼はSHCグループのキ・サン会長に姿を変え、のうのうと暮らしていた。しかもサンの周りは、ファサの事件に関わった人たちで固められていた。ヘイの父とカン教授はこの偶然を不審に思う。一方ファサの姿をしたヘイは、これ以上不利にならないよう刑務所で静かに過ごすことにする。自分を死刑囚に仕立て上げた陰謀を知ったファサは復しゅうを誓うが・・・
桃アレルギーの自分の体質を利用して、体が元に戻るよう試みるヘイであったが失敗に終わってしまう。そして恋人のユジンに自分がヘイだと告げるが、全く信じてもらえない。一方ファサを実の母親かもしれないと思っていたユジンはDNA検査を依頼するのだが勘違いであったと判明する。そんな中ヘイの姿をしたファサは、刑務所仲間のミランに正体を明かして協力を求める。
ヘイの姿をしたファサにタムジャンのマ代表は外国語で質問し、実力を試すが腑に落ちないため刑務所を訪れる。マ代表にファサと体が入れ代わったことを訴えるヘイ。そのことを信じたマ代表は早速サンに知らせに行くが、そこで裏切ったことが知られて殺されそうになる。一方ファサの母親の頭を殴ったのはマ代表だと知ったファサは、ヘイの姿をしているにもかかわらず、瓶でマ代表の頭を殴り殺してしまうが・・・
ヘイの姿をしたファサは、母へのひどい仕打ちに怒りを抑えられずマ代表を殺してしまった。しかしサンの協力があり、現場から脱出する。だがサンは、助けた代わりにチャンソンの裁判で勝訴しないと刑務所へ送ると言い出す。そんな中、現場に落ちていたメモからユジンは自身の出生の秘密をたどっていく。一方、血の付いたタオルを鑑定に出していた刑事のボンサムは、その結果を見てヘイに疑いの目を向ける。
キム・ヒソン
Eulji Hae-yi
キム・ヨングァン
Ki Yu-jin
キム・ヘスク
Jang Hwa-sa
オ・デファン
Oh Bong-sam
イ・ギョンヨン
Ki San