エピソード1
テレビ史上初!?完全ワンカットの生放送ドラマ
深夜24時を過ぎた、東京のとあるカラオケ店の一室にて。主人公・飯島(いいじま/勝地)ら、中年の男たちが集まって、何やら話し合っている。彼らは下北沢を中心に活動していた「劇団大崎ベイビーズ」のメンバーで、かつての看板俳優の結婚式で披露する余興を練習中。いよいよ結婚式を明日に控え、「今日は時間も遅いし、帰って体を休めよう」と腰を上げた矢先、部屋に新郎が駆け込んでくる。そして突如、「結婚を取りやめにしたい」と言い出したのだ。理由を尋ねると、新郎は新婦の衝撃的な過去を告白。張りつめた雰囲気の中、飯島は思う。「結婚式が中止になるということは、仕上がり切ったこの余興を披露できなくなってしまう。それだけは阻止したい…!」劇団の元座長である飯島は、この余興に“ある特別な思い”を抱いていたのだ。必死な説得を試みる飯島。さらに、そこに新婦もやってきて、意外な真相が明らかに… 座長・劇団員・新郎・新婦。様々な思惑が絡みあい事態は予想外の展開を迎える―
45分 · 2022年4月1日