ハッピートゥギャザー

テプンが一目ぼれをした審判の娘、スハの婚約者として病室に現れたのは、なんと生き別れになっていた弟ジソクだった。再会を喜ぶテプンに対し、冷たい態度のジソク。テプンは初めてジソクが自分の父親に対して激しい恨みをもっていることを知る。そして、ジソクと共に暮らす姉のチャンジュ、妹のムンジュとの再会を果たすが、チャンジュもまたテプンを拒み、一方ムンジュは借金を背負い、ナイトクラブで働いていた。

突然、息子だといって現れたテジ。戸惑いを隠せないテプンだったが、テジの母親が、昔付き合った女性だったことを知り、自分の子として育てる決心をする。ところが、そんな最中、テプンは怪我を理由に球団から解雇され、さらに寮からも追い出されてしまう。路頭に迷ったテプン親子は悩んだ挙句、チャンジュ、ムンジュ、ジソクが暮らす家を訪ねる。一方、チャンジュたちも、家を借金の担保に取り上げられるかもしれない辛い状況にあった。

ムンジュが借金のせいでホステスを辞められないと知ったテプンは、自分の退職金をナイトクラブの理事ピルドゥに差し出す。しかしピルドゥは、テプンの退職金では到底話にならないと言い放つ。あまりに多額な金額に言葉を失うテプン。ムンジュは、借金をすべて返したら、ナイトクラブは絶対に辞めると、涙ながらにテプンに誓う。テプンもまた、自分の無力さを痛感し、涙するのだった…。

ムンジュは妹のユンジュの行方を捜しに、かつてユンジュを養子にした社長が経営していた工場をたずねる。しかし一家がオーストラリアへ移住したと聞かされる...。一方、どうしても金策の目処が立たず落ち込むジソク。彼に好意を抱く同僚のチェリムは父親にジソクを自分の婚約者として話し、協力を依頼する。チェリムは、「黙ってお金だけ受け取って」とジソクに提案する。

偶然、公園で話し込むジソクとチェリムを見かけたスハとテプン。2人に詰め寄ろうと息巻くテプンを止めたスレだったが、初めて激しい胸騒ぎを覚える。様子がおかしいジソクを気遣うスハに、ジソクは「お前は気にするな」と言う。しかしある夜、スハはチェリムから、借金のことなど一部始終を聞かされてしまう...。またテプンは、一緒に暮らすジユンがユンジュとは気づかず、オーストラリア大使館にユンジュの捜索を依頼する。