FBIのファイルを元に捜査チームが向かったのは、農園の広がるアルゼンチンの町チャラタ。捜査開始して間もなく、元ナチ党青少年教化組織の一部であった学校らしき建物を発見。学校の設立者であり、ここを拠点としていたナチ党員のカルロス・バックについての情報も入手する。さらに調査を進めたチームは、カルロス・バックの敷地内にある要塞化した地下倉庫に足を踏み入れることに。
FBIが機密解除した極秘ファイルを頼りに、チャラタ経由でミシオネスのジャングルにやってきたチーム。ティムたちは、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの国境付近で自給自足が可能なナチスのアジト跡らしき建物を発見する。またレニー・デポールは、ヒトラーの側近や中枢の証言を集めたデータベースに独占的にアクセスすることに成功し、通説とされる内容と異なった情報を入手する。
ヒトラーが自身の死亡を偽装した可能性が高いことを探り出したレニーは、最後にヒトラーが公の場で目撃された翌日、テンペルホーフ空港から大量のナチス兵士たちが逃亡していたことを知る。さらにチームは、ヒトラーが潜伏していた地下壕とテンペルホーフ空港まではトンネル網で繋がっていたことを突き止めた。ヒトラーは航空機を使いベルリンから脱出していたかもしれないのだ。
スペインのフランシスコ・フランコの別邸を捜査。ヒトラーの航空機用の滑走路である可能性を調べる中、巨大なナチスのカギ十字を発見する。ナチスの金塊の流れを追跡中にビーゴの町に隠されたUボート用の波止場を見つける。ヒトラーのスペイン国外への逃亡を後押しした可能性は?
ナチス兵士やヒトラーに関する目撃情報を掴み、目撃者の聞き込み情報を頼りに滑走路跡地へ。航空機での移動を裏付ける証拠をもとに、ヒトラーがスペインから南アメリカへ逃亡した説を睨む。さらにUボートで探知した金属を探そうとダイバーを送り込むが、歴史に新たな章が書き加えることになるか?
当時のヒトラーがスペインから南アメリカという長距離移動に耐えられるような健康状態になかったことをFBIの文書は示している。そこで、最も合理的な経由地として有力なカナリア諸島で、ナチス兵の目撃情報を得る。さらに、海軍のUボート基地とナチス軍との繋がりを示す文書も発見!
Robert Baer
本人
ジョン・センチッチ
Lenny DePaul
ジェームズ・ホランド
ティム・ケネディ