ヒョリの民宿

オープン前日、新しい従業員がやって来る。誰が来るのかは知らされておらず、期待に胸を膨らませるヒョリとサンスンのもとを訪れたのはユナだった。料理はもちろん掃除や車の運転まで完璧にこなす万能なユナ。忙しい日常から離れ“よく食べさせ、よく寝かせる”運営方針を掲げた民宿には、どんな宿泊客がやって来るのだろうか。

ヒョリの民宿を訪れた最初の宿泊客は大学4年生の柔道部員たち。優しくてすてきな声のサンスンに一同、胸キュン。初めての宿泊客を迎え緊張した顔色を見せるユナだったが、すぐに適応し、てきぱきと仕事をこなす。そして宿泊客に民宿をより楽しんでもらえるように作った露天風呂がついにオープンする。雪が舞い散る中、柔道選手たちは日頃の疲れた心身を温める。

吹雪に負けずやって来た2組目の宿泊客は仲良し姉妹。そこへサーフボードを抱えた男性3人組も到着し、民宿初の2組同時チェックイン。宿泊客たちは海へ出かけたり、トレッキングをしたり、みかん狩りを楽しんだり各々の時間を過ごす。一方、民宿では前日から体調がすぐれなかったヒョリの容態が悪化し、民宿に危機が訪れる。

朝早くから警報音が鳴り響き、大雪に見舞われた済州島。練習のため帰らなければならない柔道選手たちは、雪道に苦戦しながらも空港へと向かう。大雪で遠出できなかった仲良し姉妹とサーファー3人組は、民宿の従業員たちと一緒に近所の丘で、そり滑りを楽しむ。一方、無事に空港へ到着した柔道選手たちだったが悪天候のため飛行機が欠航となり、再び民宿へと戻ることになる。

ユナが持ってきたミラーボールと宿泊客が持ってきたマイクのおかげで一層、盛り上がるゲルでのパーティー。アイテムのおかげで眠っていたヒョリのアイドル本能が目覚める。翌日、サーファー3人組は、済州島旅行3日目にして念願のサーフィンに成功。一方、民宿ではヒョリが作詞、サンスンが作曲した曲をユナと3人で聴きながら楽しい時間を過ごす。

ついにパク・ボゴムがヒョリの民宿へやって来た。思いもよらぬ新しい従業員の登場に、3人の民宿スタッフだけでなく宿泊客も一同困惑。ボゴムと共に晴れ間が訪れたにもかかわらず、前日までの雪の影響でタクシーが民宿まで来られない緊急事態。外出できずに困っていた大学生4人組をボゴムが送っていくことに。初日から一生懸命働くボゴムの姿にときめきが止まらない。