人気ラッパーXzibit (イグジビット) が、海外セレブ御用達のカスタム軍団を率い、まともに走行することさえままならないポンコツ車を大胆かつクールに大改造! 新車が買えるほど高額な改造費に、常識外れの大改造は、もはや誰にも予測不能!!
エピソード1
キャデラック・エルドラド
ダンスとドラムが大好きで母親想いのビッグ・ロンが乗る84年式キャデラック・エルドラドは高級アメ車の威厳が欠片も残っていない。4本バラバラのタイヤ、無くなったグリル、バイナルトップが剥がれ落ちたルーフは無残な状態。インテリアも最悪でシートはボロボロ。ヘッドライナーが剥がれた天井からはスポンジの粉が落ちてきてゴーグル無しでは運転不可能! 果たして彼のエルドラドは王者の威厳を取り戻すことが出来るのか!?
エピソード2
フォード・エスコート
22歳のキアラが乗る91年式フォード・エスコートに与えられる形容詞は放送禁止用語しか出てこない! スーパーのカートをぶつけられてへこんだボディ、カバーがボロボロに剥げてしまったシート、ひび割れだらけのダッシュボード。中学や高校でダンスを教えている彼女の車は生徒からも馬鹿にされまくり。バンドのボーカルを目指す彼女の人生と愛車に輝くときは訪れるのか?
エピソード3
ワーゲン・ワーゲンバス
イケてる愛車があれば混んで、乗り心地の悪いバスに乗る必要など無いが、ライアンは嫌でも最悪な状態の58年式のフォルクス・ワーゲン・バスを運転しなきゃならない…。穴が飽いているだけの窓と鳥のフンだらけのボディ。エンジンスタートはむき出しの配線直結で、地金むき出しの内装はサビだらけ。しかし母親を支えるのに精一杯で改造など到底無理。究極のサーフバンに乗るというサーファーの彼の夢は叶うのか?
エピソード4
シボレー・サバーバン
85年式シボレー・サバーバン。高級SUVの元祖とも言える車だが、アリスが乗るこの車は大修理が必要なほど疲れきっている。ボディはあちこち腐食し穴が開いていて、おまけに鳥のフンだらけ。曲がったエンブレム、取れかかったアンテナ、ドアはロックも出来ないし、まともに開閉もできない。乗っているだけでだらしない人間と思われそうなポンコツ車だが、他に足がないから仕方ない。ヘアメーク・アーティストを目指す彼女の愛車は、きちんとメーキャップされ生まれ変わるのか?
エピソード5
シボレー・ブレイザー
22歳エリンが乗る、87年式シボレー・ブレイザーはもう燃え尽きた状態。無残なへこみやこすり傷だらけのボディは修理しようと盛ったパテで余計に汚くなっている。ブレーキを踏めば勝手に倒れるリアシート、ドライバーでしか開かないバックドア。ここまでボロいのに保険を通すための修理費で合計1万ドルもこの車に注ぎ込んでいる。16歳の時自分で買って以来乗り続けている愛車だが、働いて直しての繰り返しで暮らしも、車の状態良くならない。彼女がしてきた努力が報われる日は来るのか!?
エピソード6
アキュラ・レジェンド
ジョシュの乗る88年式アキュラ・レジェンドは忘れ去られた伝説 (レジェンド) だ。自分で補修を試みるも途中で資金が尽き、中途半端な修理痕だらけのボディ。ブレーキングとともに外れてしまったバンパーは助手席に積んである。電気系統もいかれ、クラクションを鳴らすと何故かワイパーが動き出す始末…。ゲットーの子供の教育プログラムを立ち上げた彼は、自分がオンボロで悪人が高級車に乗っているのが納得できないと憤る。果たして彼の車に新しい伝説は始まるのか!?
イグジビット
ブルース・ベレスフォード・レッドマン