ファンタスティック～君がくれた奇跡～

脚本家のイ・ソヘは、次回作の主役に大根役者の韓流スター、リュ・ヘソンを薦められる。演技派を配役したかった彼女は納得できずにいた。そんななか、ソヘは台本の監修を依頼している医師を訪ねるが...。

ソヘの高校時代の友人、ペク・ソルは夫の浮気現場を目撃し、車で逃げだすも事故を起こして病院に運ばれる。一方、ドラマは台本の読みあわせが行われるが、ヘソンはうまく表現できず、しどろもどろになる。

体調を崩して倒れたソヘは病院へと搬送される。これからを悲観した彼女は病院を抜け出し、買い物やネイル、クラブを堪能。そして、浴びるように酒を飲んでいたところを迎えにきた担当医、ホン・ジュンギに告白する。

ドラマ撮影終了後、仕事で中国に向かわなければならなかったヘソンだったが、ソヘのことが気になり、ドタキャンする。2人が思い出のある山荘で過去を振り返っていると、そこに彼女の担当医、ジュンギが現れる。

ソヘは仕事や恋などこれからのことを前向きに考え始めるが、治療に向けた検査を重ねるうちにみじめに感じてしまう。そんな自分の気持ちを抑えるため、ヘソンにジュンギと交際していると嘘をつく。

ソヘの適当な態度にも率直に向きあうヘソンだが、彼女の本音を知りたいあまり、ジュンギを問いただす。ソヘもまた彼の想いにひっそりと向きあっていた。そんななか、チェ・ジンスク社長の策略が進行していて...。