古今東西の歴史を彩った妃たちの人生をたどり、その素顔に迫るシリーズ。世界史に名を残す妃の人生を取り上げ、大胆な推測を交え一人の女性としての内面に迫り、波乱の生涯を浮き彫りにします。(C)NHK
EPISODE 1
皇后ジョゼフィーヌ ナポレオンの愛した本当の女
フランスの英雄ナポレオンが意のままにできなかった女性、ジョゼフィーヌ。ナポレオンが初めて真剣な恋に落ちたとき、彼女は子持ちの未亡人でした。二人の恋愛劇を軸に、ナポレオンが「本当の女」と呼んで愛した妻ジョゼフィーヌの生涯は…。数々の浮名や浪費癖などから悪女ぶりが今に伝えられていますが、「本当の女」と言われた理由とは?スタジオでの彼女の性格分析やトークを交えながらジョゼフィーヌの実像に迫ります。[HIST](C)NHK
EPISODE 2
西太后 ~“稀代の悪女”その真実~
希代の悪女とされてきた中国・清王朝の西太后。4億の民を支配した強大な清王朝を破滅に導いたとされ、王朝滅亡後の中国では「人民の敵」と呼ばれてきました。しかし、近年の研究や新資料、末裔(えい)の発言などにより、長い間ベールに包まれていた彼女の人生が明らかになってきました。最新の取材VTRやスタジオでのトークを交えながら、歴史的な再評価も含め、人間・西太后の真の姿をクローズアップします。[HIST](C)NHK
EPISODE 3
カトリーヌ・ド・メディシス 黒い王妃 天使か悪魔か
16世紀、イタリアからフランス王家に嫁ぎ、先進的なルネサンス文化をフランスに広めた王妃・カトリーヌ・ド・メディシス。現代のバレエの原型となる舞踏や後にフランス料理としてもてはやされる洗練された食文化は、彼女がもたらしたものでした。その華やかさとは裏腹に「サンバルテルミの虐殺」の首謀者として非難され続けてきました。カトリーヌは天使か悪魔か…。生涯の大半を喪服で過ごした「黒い王妃」の真の姿に迫ります。[HIST](C)NHK