中山美穂が水沢家で暮らすようになり数日経つが､晶(後藤久美子)は一向に彼女を受け入れようとしない｡美穂は晶に､修一(三田村邦彦)を愛する気持ちを語り､彼との結婚を認めて欲しいと懇願する｡だが､晶は美穂の話を全く聞き入れようとしない｡ そんなある日､美穂は仕事が長引き､家族での約束事を守れなかった｡修一は､美穂に対し､子供たちの母親となる自覚を持って欲しいと叱りつける｡

様々な問題を抱えながらも､美穂と修一(三田村邦彦)はようやく結婚式を挙げ､永遠の愛を誓う｡結婚式には出席したものの､晶(後藤久美子)は依然として美穂を母親として認めることが出来ない様子｡そんなある日､修一のもとに大きなダブルベッドが届く｡晶や賢一郎(永瀬正敏)は平静を装うが､2人のことを考えると落ち着かない｡その夜､帰宅した美穂は修一の部屋へは行かず､いつものように晶の部屋で寝ることに・・・｡

修一(三田村邦彦)と結婚してから､美穂は子供達に母親として認めてもらえるよう､懸命に尽くしてきた｡伸二(大原和彦)の家庭訪問に応対したり､晶(後藤久美子)の進路相談に顔を出したりと､なんとか母親らしいことをしようと努力してる様子｡だが､そう簡単に親としての務めは果たせない｡晶はそんな美穂に対し､厳しい言葉を浴びせ､絶対に認めないと言い張った｡なかなか心を開こうとしない晶と向き合うことに疲れた美穂は､ついにある決心をする｡

結婚以来､なかなか2人きりになれない美穂と修一(三田村邦彦)｡修一は間近に迫ったゴールデンウィークを利用し､美穂と2人きりになろうと考える｡子供達だけを親戚の家に行かせ､自分は修学旅行の下見へ行くと偽り､自宅で美穂と2人きりになろうというのだ｡ところが､親戚のもとへ行ったはずの晶(後藤久美子)が､急用を思い出し､突如帰ってきてしまう｡すると､そこには美穂と2人きりの時間を過ごそうとしている修一の姿が・・・。