ルシンダは救急外来で働く医師。ある日オーバードーズをした患者イーディスが死亡し、責任を問われたルシンダは医療調査ユニット（ＭＩＵ）の調査を受けることに。詳しい調査が進むにつれ、次第にルシンダの行動に不可解な点が浮上するが、ルシンダには“ローズ”という人物とのつながりがあり、真実を話せない事情があった。ＭＩＵの追及で追い詰められたルシンダは本当のことを話そうとするが“ローズ”に止められ……。

自分のせいで重傷を負ったロブを懸命に治療するルシンダ。ロブはなんとか一命を取り留めるが、危篤状態が続く。一方、ＭＩＵはルシンダの通話記録を精査し、重要な手掛かりをつかんでいた。窮地のルシンダは、これまで治療したオーバードーズ患者たちを独自に調べ始め、彼らが同じクリニックに通っていたことを突き止める。さらにロブの携帯電話を調べると謎の人物からの音声メールが残っていて……。

死因審問が始まり、イーディスのオーバードーズは依存症治療薬メサドンではなく、強力なオピオイドであるフェンタニルによるものだったことが判明する。ＭＩＵのノーマとジョージはオーバードーズに使われた麻薬の入手先を追ってイーディスのアパートを調べ、そこでルシンダの署名が入った処方箋を発見する。一方ルシンダはロブの元患者のカミラと接触することに成功するが、思わぬ連絡が入り……。

病院の理事会でイーディスの死因審問の結果とルシンダの娘アビの誤飲が議題になる。ルシンダは病院の理事でもあるジュベアの裏の顔に気付くが、逆にジュベアから口封じのため脅されてしまう。ＭＩＵのノーマたちにもイーディスへの処方箋の件や、自身の薬物依存の件で追及され停職に追い込まれる。一方、病院で監査をしていたオスカーは使われずに廃棄される薬が多いことをレオに報告するが……。

ルシンダはジュベアとの会話の録音データをＭＩＵに持ち込むがノーマに信じてもらえず、独自に調査を続ける。オスカーの協力を得てオーバードーズで搬送された患者たちが使用した麻薬の出どころを突き止めるが、真実を知ったルシンダにジュベアたちの魔の手が迫っていた。一方、ＭＩＵのノーマたちのもとにはある意外な人物が訪れ、ルシンダの話を裏付ける話をしようとしていた。