阿川龍平(正門良規)は、お隣に住む10歳年上の武蔵原環(高梨臨)のことを幼い頃から一途に思い続けるが、環からはいつまでたっても「家族同然の弟」扱い。中学生と高校生のときに2度思いをぶつけてみたものの、真に受けてもらえず、龍平は環から恋愛対象として見られることがないまま、気づけば25歳――もはや、環への恋をあきらめかけていた。そんなある日、環の弟・武蔵原文太(髙地優吾)が同棲していた彼女にフラれ、突然、環が住む実家に戻ってくる。身勝手な文太に環が大騒ぎしていたところ、文太の同僚でテーラーの衣笠保(稲葉友)が訪ねてきて、環が応対したところ…その場に居合わせた龍平は、ある衝撃の瞬間を目撃してしまう――なんと、環が衣笠に一目惚れしたのだ!(C)河内遙・祥伝社/テレビ朝日・ストームレーベルズ