大学生の神崎直（戸田恵梨香）は“バカ正直のナオ”と呼ばれるほどの正直者。そんな直の元へ突然1億円が入った小包が届く。カードには”ライアーゲームトーナメントへのご参加ありがとうございます”との一文に加え、開封後のゲーム参加辞退はできないことが記されていた。自動的にゲーム参加となった直、その対戦相手はなんと恩師・藤沢和雄（北村総一朗）だった。しかしその藤沢は正直者の直に付け込み1億円を奪おうとする。翌日、交番で谷村光男（渡辺いっけい）に相談するが、詐欺のことは詐欺師に聞けばいいと天才詐欺師の秋山深一（松田翔太）のことを知らされる。

対戦相手の藤沢に騙され1億円を奪われるが、宣戦布告をしてから藤沢を監視する日々をおくる直と秋山。幾日後、直と藤沢のもとへ再びライアーゲーム事務局からカードが届いた。「明日の午後5時に回収に伺います」との文面に思わず笑みをこぼす藤沢。一方、焦る直に秋山は相変わらず監視しているだけでいいと突き放すだけだった。ゲーム終了当日、終了時間10分前になっても動かない秋山に、いてもたってもいられなくなった直が藤沢の家へ走り、お金をかえしてほしいと頭をさげて懇願する。藤沢はすがりつく直を突き飛ばして窓を閉め切ってしまう。そして、時刻は5時に・・・！

“ライアーゲーム”1回戦を勝ち抜いた直（戸田恵梨香）だったが、谷村（渡辺いっけい）に騙されて2回戦への参戦が決定した。直のことを心配して駆けつけた秋山（松田翔太）もエントリーされると、早速レロニラからゲーム内容が発表された。2回戦は全22名で戦う”少数決ゲーム”。用意された部屋でも本番のことが不安な直は、秋山の元を訪ねる。秋山は直に、勝つためには敵を知ることだと言い、プレイヤーたちに接触をさせる。情報収集を終えて部屋に戻った直と秋山。秋山は「このゲームには必勝法がある」と告げた。その必勝法とは・・・。

“少数決ゲーム”が始まった。直は秋山の作戦でチームを結成し、1問目を勝ち残った。続いて2問目の問題が出され、チームの約束では直がYESに、秋山がNOに入れる予定だったが、秋山は直に入れ替えを提案する。開票の結果、4対6でYESの少数派が残ることに。これでチームに残っているのは秋山とツカハラ（鈴木浩介）になった。翌日、会場の外まで来てしまった直。すると直と同様に会場に来ている敗者がいた。直は電話で秋山にその事を告げる。そこへエリー（吉瀬美智子）が現れ、会場に来た3人はゲームを観戦できることになった。そして、いよいよ3問目が出題された。

直（戸田恵梨香）が見守る中、残り4名で“少数決ゲーム”の4問目が出題された。出題した秋山（松田翔太）は、すぐに3人の目の前でNOに投票し、自分が勝つことを宣言する。するとエトウ（和田聰宏）はフクナガ（鈴木浩介）の元に行き、チームを組むように提案する。しかし、フクナガは負けないけれど勝ちもないと断言。すると2人の元へリエ（岩佐真悠子）がやってきて3人でチームを組もうと持ちかける。しかしリエの提案に納得のいかないフクナガが猛反発。締め切り間近になりフクナガは今回のゲームの引き分けを提案・フクナガが裏切りをしないためリエが3人の票をまとめて投票することになった。

敗者復活戦“リストラゲーム”に参加することになった直。ゲームが始まると、エトウらが「リストラするヤツはもう決まっている」と言い切った。それは、2回戦で全員を騙したフクナガだ。そんな中、フクナガが参加者のアピールタイムを提案。最後の直の番になった時、フクナガの策略により、直はリストラ候補になってしまう。すると孤立した直の元にフクナガがやってきて、ある提案をもちかける。一方、秋山の前へ谷村（渡辺いっけい）が現れた。谷村はライアーゲーム主催者からのメッセージを伝え、続けて秋山が3年前に潰したマルチの代表者はダミーだと告げる。その時、秋山の携帯電話に非通知の着信が・・・。