ワシントン･ハイツ ～半人前のニューヨーカー～

JPを中心としたワシントンハイツの仲間たちは家族のようにきずなが強いが、「よそ者」の彼女エライザと付き合っているジミーとは少し疎遠になっている。そんな中、ジミーとのメールのやり取りをめぐり、レイナとエライザが険悪に。ミュージシャンを目指すJPのイベントで顔を合わせた2人は、一発触発の危険な状態に陥る。

JPは絶縁状態のジミーとレイナを何とか仲直りさせたいと願うが、事態はかなり深刻でジミーは仲間と関わろうとしない。彼女持ちのラドウィンに思いを寄せているフランキーは、彼のことを吹っ切ろうとしていたが、どうやらラドウィンは彼女に満足していない様子。JPは有名になれるかどうかの重要なライヴに挑むが、会場にはレイナとエライザがいて…。

ラドウィンが無事高校を卒業。仲間がお祝いする中、彼女のダイアナは誰とも話そうとせず浮いた存在だ。犯罪を犯し刑務所行きとなる弟のことで悩んでいるラドウィンにダイアナはさらにストレスを与え、2人はとうとう破局を迎える。そのニュースを聞いたフランキーは…。

ラドウィンに思いを伝え彼とキスしたフランキーは幸せいっぱいだが、ラドウィンには今の関係から発展させる気があるのかどうかハッキリしない。弟フレッドの援助で演劇学校に通い始めたリコだったが、いまいち身が入っていない様子。フレッドはそんな兄への不満を爆発させ、2人は大ゲンカになってしまう。

母親に家にお金を入れるよう頼まれたJPは意気込んで次のライヴに臨むが、思うようにギャラを稼げないでいる。弟がとうとう警察に捕まったラドウィンは、刑期を決める裁判を前にストレスを感じる。そんな彼を励まそうと、フランキーはあるサプライズを用意。姉の誕生日パーティーに彼氏が来なかったことで、レイナは姉と大ゲンカになる。

フランキーの思いとは裏腹に、真剣な関係を望んでいないラドウィンは、パーティーで見かけたバーテンダーの女の子に電話番号を渡す。ジミーは生活のために仕事を始めるが、野球との両立に苦戦する。レイナは歌手になる夢に向かって今一歩踏み出せないでいたが、JPの激励を受けレコーディングに挑む。