極寒・北海道の名もなき田舎町で“便利屋”を舞台に巻き起こる3人の男たちのコメディドラマ「不便な便利屋」!北海道発の大ヒットバラエティ番組『水曜どうでしょう』の企画&出演者である鈴井貴之が初めて連続ドラマ全編の脚本・監督を務めます。鈴井監督ならではの常識破りな仕掛けも、みどころのひとつです。
エピソード1
第1話
高速バスで富良野に向かっていた脚本家・竹山純(岡田将生)は吹雪のせいで見知らぬ田舎町で足止めを食う。辿りついた一軒の居酒屋でなぜか歓迎を受けて戸惑うが、結局記憶を無くすほど飲んでしまう。翌朝、松井英夫(鈴木浩介)と梅本聡一(遠藤憲一)が営む便利屋の事務所で目覚めた竹山は、昨夜の歓迎がある勘違いから起きていたことを知る。いち早く富良野に行きたい竹山だったが、除雪の手伝いに駆り出されることになり…。
エピソード2
第2話
名も無き町で身動きが取れなくなっている竹山純(岡田将生)は、偶然知り合った梅本聡一(遠藤憲一)、松井英夫(鈴木浩介)の便利屋を手伝うことに。そんな中、社長令嬢を誘拐した謎の組織から依頼を受けたという梅本の話を耳にする。さらに失くしたリュックを探してもらうため駐在所へ行くと、東京で起きた誘拐事件の手配書を発見。事件と梅本らの関連性を疑い、竹山は小森巡査(森崎博之)と共に2人の尾行を始めるのだが…。
エピソード3
第3話
泥酔した竹山純(岡田将生)は居酒屋の店主・桃野太郎(田中要次)の家で目を覚ますが、なぜか全裸だった。部屋を見渡すと筋肉男のカレンダーにぬいぐるみ、さらにポケットからラブレターを発見する。怪しさを感じつつこの日も居酒屋へ行くと、松井英夫(鈴木浩介)と桃野が手を取り合っていた。疑惑の目を向ける中、翌朝も桃野の家で目を覚ましポケットにはまたもラブレターが。竹山は、自分を狙う桃野の仕業ではと思い始める。
エピソード4
第4話
竹山純(岡田将生)は、自分のリュックを背負った全身真っ白の人物を発見。必死に追いかけるが見失ってしまう。松井英夫(鈴木浩介)と梅本聡一(遠藤憲一)と共に市役所に訪ねると、地域活性課の田俊太郎(森山栄治)から、最近町に出没している“雪男”ではないかとの情報が入る。さらに近頃、ゴミ捨て場が雪男に荒らされているという話を聞き、梅本は早速、そのゴミ捨て場へ行こうと言い出す。
エピソード5
第5話
地域活性課の桜田(森山栄治)は、仕事復帰したもののため息ばかりの桂沢(井之上隆志)を心配していた。マッチを売りに来る女性(トリンドル玲奈)に一目惚れしたのだ。竹山(岡田将生)、松井(鈴木浩介)、梅本(遠藤憲一)が市役所へ向かうと、そこには若者に負けじと派手な服に身を包んだ桂沢の姿が…。桜田に「夢から覚まさせるべく女性の素性を調べて欲しい」と頼まれた3人は、毎晩女性が現れる居酒屋で待ち伏せするが…。
エピソード6
第6話
地域活性課の桜田(森山栄治)に呼び出されて市役所に来た松井(鈴木浩介)と梅本(遠藤憲一)の前に、松井と桜田の同級生・椿原が現れる。「故郷でラーメン屋をやりたい」と相談された桜田は、椿原考案のラーメンを盛り上げ、町おこしのきっかけにしたいと考えていた。一方、松井と梅本に迷い犬の飼い主探しを命じられた竹山(岡田将生)は、捜索中に「若い男女が組の金を持ち逃げした」というヤクザの話を耳にする。
岡田将生
鈴井貴之
中川順平