野上良太郎はとにかく運がない。彼は生まれてこのかた、幸運というものに出会ったことがなかった。ある日、彼は出会ってしまう。未来からの侵略者イマジンと…。そして、時空を超える列車・デンライナーと。人類の運命は、世界で最も運のない少年の手に握られた。それは、彼にとって人生最大の不幸か、それとも幸運か?
変身し、“電王”となった良太郎。だが、彼に憑りついたイマジンの助けがなければ、勝利はおぼつかなかった。彼らは未来からの侵略者。良太郎の心のイメージを借りて、『桃太郎』の赤鬼の姿となったイマジン。何を考えているのか。それとも何も考えていないのか? そして、その正体は…。
電王として戦う決意を固めた良太郎だったが、慣れない戦いに疲労困憊。そんな彼が倒れたスキに、モモタロスが憑りついては、勝手に体を使う。山越佑という売れないミュージシャンは、借金を重ね、盗みにまで手を染めてるヤバイ男。そんな山越に手を貸してしまったことから、良太郎とモモタロスが裏の世界に?!
結局、ドロボーの手助けをしているモモタロスに、さすがの良太郎も許せず、モモタロスと縁を切ろうとする。カメレオンイマジンは、「死ぬほどの金がほしい」という山越の望みを、着々とかなえていく。またしても過去にジャンプするイマジン。だが、モモタロスの力を借りずに戦う決意を固めた良太郎は…。
サッカー少年・大輝ともども、入院の憂き目にあった良太郎。でも、なんだか良太郎の様子が違う?! すでに第2のイマジンに憑りつかれつつある良太郎。いったいどこまで不運なのか。良太郎の体をめぐり、先住権を主張するモモタロスとの間でバトルが始まる。そうするうち、別のイマジンが大輝と契約。その契約とは?
千の偽り・万の嘘。ウラタロスの言葉に、一片でも真実は含まれているのか?チケットなしでデンライナーに乗車する彼に、オーナーは下車を促す。良太郎にゆだねられる選択。ウラタロスを時のはざまに追放するのか。それとも信用ゼロの彼を受け入れるのか。ウラタロスはもう一つの選択をする。サギ師の誇りにかけて…。
佐藤健
Ryotaro Nogami
白鳥百合子
Hana
秋山莉奈
Naomi
石丸謙二郎
Owner
田崎竜太
監督