自分に正直に、恋も、人生も、生きる。エリートサラリーマンの秘密のストレス解消法は、全てを脱ぎ捨て裸でゴハンを食べること (!)。しかしある日、一人の青年に秘密の瞬間を目撃されてしまう!? 亡き祖母が遺したレシピノートをきっかけに料理の手ほどきを受けるうち、仕事に追われ忘れかけていた“大切なもの”を取り戻していく。そして気づけば一緒にいる時間が心地よくて…これってまさか恋!? 不器用な二人の癒し系“ムズきゅん”ラブコメディ!
エピソード1
クスクスな出会い
金融庁で働くエリートサラリーマン・一条颯太 (近藤頌利) は見た目も仕事ぶりも“完璧”な男だった。しかし、彼には誰にも言えない「秘密の趣味」があった…。ある日、一条のもとに亡くなった祖母から手紙と祖母の家の鍵が同封されたタイムカプセル郵便が届く。ある日の残業明け、導かれるように祖母の家を訪れた一条は眠ってしまう。すると知らない男が入ってきてもみ合いに。その男は、生前の祖母に料理を教えていたという三木真尋 (ゆうたろう) だった。
エピソード2
言い訳のパクチー
亡き祖母の家で、”全裸飯“している姿を三木真尋 (ゆうたろう) に見られてしまった一条颯太 (近藤頌利) は、その日以来、仕事に身が入らずミスを連発。だがある日、勘違いだと思わせる方法を思いつき、二人で話すチャンスを作るため、真尋が営む三木青果店に野菜の配達を頼む。配達にやって来た真尋を家に招き入れると、一条は“全裸飯”はハプニングでやむをえなかったと説明し誤解を解くことに成功。しかし、その直後、料理を作る気がないのに野菜を頼んだことがバレてしまい、真尋を怒らせてしまう。
エピソード3
タヒンな気持ち
亡き祖母・みづ知 (ジュディ・オング) の代わりに、世界中の料理を作る“料理旅行”をやりとげようと決めた一条颯太 (近藤頌利) は、三木真尋 (ゆうたろう) に料理を教わることに。みづ知の家で、メキシコのスパイス「タヒン」を使った“ペスカード・フリート”作りに取り掛かる二人。一条は、真尋の慣れた手つきに思わず「綺麗だな…」と呟く。料理が完成し帰ろうとする真尋に、名残惜しくなった一条は思わず、真尋が参加する会合に自分も行きたいと切り出す。翌日、真尋が主宰する生産者さんとの情報交換会に参加してみると、そこに真尋の彼女らしき女性が現れて…。
エピソード4
サテ、どうなる? 三角関係
真尋 (ゆうたろう) と料理を作ったことが楽しく、翌週末も会う約束をした一条颯太 (近藤頌利) は、後輩の清水小町 (片山友希) から休日出勤に付き合ってほしいと頼まれるが、先約があるからと断る。土曜日、一条と真尋はレシピノートの2品目・マレーシアの鍋料理“サテ・トゥルップ”を作りながら、自然と恋愛の話になり、一条は忙しくて恋人を作る気になれないと吐露する。手先が拙い一条に真尋がアドバイスしていたとき、一条が振り返ると思わずキスしそうな距離にいて…。ハプニングがありながらも料理は完成し、真尋が帰ろうとしたところに、突然小町が現れる。
エピソード5
エマの数だけ幸せに
一条 (近藤頌利) は、同僚から広報局長の銀婚式パーティの会場予約が出来ていなかったことを報告される。“ブータン料理”がマストだというが、他店も見当たらず困っていたとき、一条は祖母のレシピノートにブータン料理が載っていたことを思い出す。事情を知った真尋 (ゆうたろう) は料理を作ることを快諾し、みづ知の家でパーティを開催することに。嬉しさのあまり真尋を抱きしめた一条だったが、思わず真尋を抱きしめた自分に驚き、なぜかドキドキしていることに慌てる。夜中までパーティの準備が続き、眠ってしまった真尋の寝顔を見るうち、湧き上がる初めての感情に戸惑い…
エピソード6
思い出はバンクーのかたち
一条 (近藤頌利) は、寝ている隙に真尋 (ゆうたろう) からキスされたことを夢だと思い込んでいた。しかし、何度もそのシーンを思い出して変に意識しすぎてしまい、真尋に会うのが気まずくなっていた。週末、一条は祖母の家で高校生のときに使っていた弁当箱を見つける。しかし、当時、一条はその弁当箱をある同級生に渡したはずで、なぜここにあるのか不思議に思う。その後、料理を教えるためにやってきた真尋と初めて二人で食事をし、真尋が語る夢に共感した一条は思わず告白めいたことを言ってしまう。だが、あることがきっかけで和やかだった空気は一変してしまい…。
近藤頌利
ゆうたろう
大久保ともみ
川崎僚
児玉頼子