東京育ちの高校生、陣界斗(じんかいと)が転校した先の名古屋で出会ったのは方言丸出しの女子高生「八十亀最中」(やとがめもなか)だった。 ネコのような風貌と露骨な名古屋弁を操る八十亀ちゃんは全然懐いてくれず・・・。 かわいい八十亀ちゃんを観察し、名古屋の地位を向上させる、大人気局地コメディ!!
エピソード1
はじまり
東京から名古屋に引っ越してきた陣界斗。 名古屋ならではの方言や食事に憧れていたが、周りのクラスメイトに訛っている人も何にでも味噌をかけている人もいなかった・・・。 ここでも東京と同じ退屈な日々が続くのかと思った矢先、探し物をしている女子高生を見つける。「どこにもにゃあ」という訛り全開の発言を聞いた陣の心に名古屋の風が吹いた――。
エピソード2
トーキョーもん
昨日拾った八十亀ちゃんの生徒手帳を手に登校する陣。ふと、コメダ珈琲の中を見ると、八十亀ちゃんを見つける。 「高校生がこんな時間にカフェ?!しかも新聞読んでて・・・何歳だよ?!」八十亀ちゃんに生徒手帳を返し陣はコーヒーとシロノワールを頼む。 ・・・シロノワールはミニサイズを頼むのが常識とも知らずに・・・・・・。
エピソード3
認めにゃあ
担任の先生から写真部への入部が決まっていることを知らされる陣。 もっと刺激のある部活が良かったと残念がる陣だが、部室を開けるとそこにはあの八十亀ちゃんと八十亀の写真をハイテンションで撮りまくる只草舞衣がいた。 入部をかけて写真勝負をすることになった陣と八十亀ちゃんであったが・・・。
エピソード4
撮れてにゃあ
写真対決当日、名古屋駅の待ち合わせ場所が分からない陣はやっとのことで八十亀ちゃんと合流することができたが、 「名駅で待ち合わせ言うたら、金時計しかにゃーがね!」とまたもや名古屋の洗礼を受けるのであった。 前日に名古屋に観光地はないことを聞かされていた陣は、八十亀ちゃんに写真を撮るような場所はあるのか聞く。 いっぴゃあある!と言う八十亀ちゃんについていくと・・・。
エピソード5
教えにゃあ
陣は、八十亀ちゃんと仲良く慣れない日々が続いていた。 話しかけようと必死に話題を探して声をかけるも、迷惑だと一蹴される陣。 こんな自分をなぜ写真部に入れたのか只草に聞くと、八十亀の今までにない表情が撮影できるからとにこやかに返事をされる。 只草とやん菜に八十亀ちゃんと仲良くなるコツを聞く陣であったが・・・。
エピソード6
スガキヤいこみゃあ
涙ぐましい努力によって八十亀ちゃんと連絡先の交換に成功した陣。 早速メッセージを送る陣出会ったが、八十亀ちゃんの返事は標準語で、どこか素っ気ない返事であった。 そんな時、やん菜から八十亀ちゃんと仲良くなるための魔法の言葉を教わり・・・。
市来光弘
戸松遥
小松未可子
南條愛乃
東城日沙子
若井友希
ひらさわひさよし