君が光をくれた 子供たちが教えてくれた～少女と捨て犬の"命"の再出発物語

和久井映見､成海璃子出演｡アメリカの少年院で行われている｢プロジェクト･プーチ｣を基に､少女と捨て犬の"命"の再生を感動的に描く｡共演は村田雄浩､黒川智花､いしのようこほか｡ ※プロジェクト･プーチ･･･少年たちに捨て犬のトレーニングを任せることによって､少年たちを社会復帰させ､犬にも飼い主を探すという取り組みのこと｡ 【ストーリー】 関谷英雄(村田雄浩)と光代(和久井映見)夫婦が運営する児童自立支援施設｢かもめ学園｣｡ここでは､非行や家庭に問題を抱えて社会からはみ出し､心に傷を負った少年と少女が共同生活をして社会復帰を目指している｡ ある日､浅田深雪(成海璃子)が母親･啓子(いしのようこ)に連れられて学園を訪れた｡深雪は何度も自傷行為を繰り返し､啓子にまで怪我を負わせていた｡深雪は､まなみたちと打ち解けることができず､早速学園からいなくなる｡光代と英雄が深雪を捜すと､深雪は動物管理センターにいた｡深雪は､行き場のない柴犬を見つめていたのだった｡ ある日､光代は学園に1匹の犬を連れて来る｡深雪がセンターで見つめていたあの柴犬だ｡ 深雪が犬の世話をすることになり､ラブと名付けられた｡最初は餌も食べられなかったラブだが､深雪の献身的な飼育で元気を取り戻してゆく｡ 深雪は､自分たちがやがて社会に巣立ってゆくように､ラブにも新しい飼い主を見つけてやりたいと提案する｡そのためには､ラブに人と暮らすためのしつけをしなければならない｡深雪とラブの特訓が始まった･･･｡