2005年8月に発生した大型ハリケーン・カトリーナ。ルイジアナ州ニューオーリンズでは堤防が決壊し、街の80%が浸水するなど甚大な被害を受けた。なぜ堤防は決壊し、迅速に救助が進まなかったのか?そこには天災ではなく人災とも言える行政の問題があった。
エピソード1
カトリーナ上陸
2005年8月末、大型ハリケーン・カトリーナがニューオーリンズの街を襲った。行政は非常事態を宣言するが残る住民も多かった。やがて、堤防が壊れて水が押し寄せ、街の80%が浸水し、住民は救助を待つが...。
エピソード2
略奪
家を失った住民は大型施設や高速道路に避難するが、援助が遅れ支援物資も届かない。やがてニューオーリンズ市内で暴動や略奪が横行しているという噂が飛び交い、隣の郡が郡境を封鎖する。住民は不満を募らせ...。
エピソード3
離散
街は壊滅的な状態で、ガレキ撤去が進まない。学校や会社は機能しておらず、住民も戻れない。さらに犯罪が多発し治安維持のため州兵と州警察が派遣される。また災害から2週間、ようやく大統領が現地視察に訪れる。
エピソード4
マルディグラ
いまだ街は壊滅状態だが、住民は文化を大事にしたいと伝統の祭りマルディグラを開催。ガレキ撤去も始まり、住民が街に戻ってくるが、自宅で家族の遺体を発見したり、住宅被害が補償されないなどの苦難が続く。
Darleen Asevedo
Jay Asevedo
Shelton Shakespear Alexander
Lee Arnold
グラレン・ブライアント・バンクス
John Barry
スパイク・リー
シーラ・ネヴィンス
Sam Pollard