奇跡の兄弟

ドンジュは芽の出ない作家志望。ある日、いつも問題ばかり起こす母と警察で言い合いになり怒って車を運転している途中、突然目の前に現れた少年とぶつかってしまう。病院に運ばれた少年は幸い命をとりとめドンジュは安堵する。ドンジュは持ってかえってきた少年のカバンを開けてみるが…。

少年からカバンについて問われたドンジュ。原稿を出版したことをも聞かれてしまい言い訳をするが、少年の記憶が全て戻っていないことに気づく。さらに、少年に悩みや苦痛がある人とテレパシーが通じる不思議な力が備わったことを知る。一方、少年の主治医は、ケガで運ばれてきた受刑者を見て激しく動揺し…。(c) SLL Joongang Co.，Ltd all rights reserved.

謎の電話を受けたドンジュは原稿を盗んだことを記者に追及される夢を見る。翌日、実際に取材を受けるが盗用がバレるのではと具体的な返答はひとつもできない。一方、少年は回復しドンジュを伴い事故現場を見にいく。しかし、おぼろげに覚えている路地以外何も思い出せず、戻る途中ある男の子を見つけ…。(c) SLL Joongang Co.，Ltd all rights reserved.

ドンジュの元へ突然訪ねてきた刑事ヒョンスから、27年前の殺人事件と小説の中身が酷似しており、出版前に誰か原稿を見ていないか問い詰められる。不安になったドンジュは、当時の記事を調べ、さらに警官のヨンデを訪ね、事件の資料を探してほしいと依頼する。一方、カンサンは病院でとある女性と知り合うが…。(c) SLL Joongang Co.，Ltd all rights reserved.

ドンジュの父親の写真を見た少年は、一瞬記憶がよみがえりその反動で危険な能力を発揮してしまう。その頃、27年前の事件の話を聞こうと校長先生を訪ねていたドンジュは、校長室にあった昔の写真に少年そっくりの学生を見つける。校長先生からその学生がイ・カンサンという名前で当時突然失踪したことを聞き…。(c) SLL Joongang Co.，Ltd all rights reserved.

ドンジュの父親に会ったというカンサンの言葉を聞き、ドンジュは小説の中から父親に関する記述を見つける。そして、父親が亡くなった日のことを聞こうと母ヨンスクの元を訪ねる。一方、ヒョンスたち警察もシンの殺害と27年前の事件との関連、さらにドンジュの小説どおりに事件が起きていることに気づき…。(c) SLL Joongang Co.，Ltd all rights reserved.