射雕英雄伝

南宋中期。全真教の道士・丘処機（きゅう・しょき）は、金国に流出しかけていた江南の防衛図を奪回し、牛家村へとたどり着いた。彼はそこで、郭嘯天（かく・しょうてん）と楊鉄心（よう・てっしん）と名乗る義侠の士と意気投合。やがて生まれてくる彼らの子に、郭靖（かく・せい）、楊康（よう・こう）という名を授けるのだった。(C) Cathay Media Group

郭嘯天（かく・しょうてん）と楊鉄心（よう・てっしん）の墓前で、２人の敵討ちを誓う丘処機（きゅう・しょき）。一方、彼らの妻をさらった宋の武官・段天徳（だん・てんとく）は何者かに楊鉄心の妻・包惜弱（ほう・せきじゃく）を奪い返されてしまう。丘処機の追撃を恐れた段天徳は伯父の焦木（しょうぼく）大師に泣きつき…。(C) Cathay Media Group

些細な誤解から、焦木（しょうぼく）大師は命を落とし、郭嘯天（かく・しょうてん）の妻・李萍（り・へい）は再び連れ去られてしまった。一旦は矛を収めたものの、江南七怪の面々は腹の虫が収まらない。そんな彼らに、後日改めて勝負をつけようと迫られた丘処機（きゅう・しょき）は、世にも奇妙な条件を突きつけるのだった。(C) Cathay Media Group