桂木シンは、高校時代の親友でカメラマンの進藤ツカサと恋人でADの篠原ミコと共に心霊ドキュメンタリーを制作していた。その作品に出演予定だった高校時代の同級生の須藤亮と連絡が突然取れなくなり、代役を立てての撮影を余儀なくされた。自宅で撮影した映像を確認していたシンは、数日前に亮からメールが送られてきたことに気が付く。そのメールには奇妙な動画が添付されていた。
数日前から連絡が取れなくなっているうえ、奇妙な動画を送ってきた須藤亮の身を案じた桂木シンと進藤ツカサ、篠原ミコは、亮の自宅へ向かうが、インターフォンを鳴らしても応答がない。隙間が空いている窓からは、異臭が漂っている。シンは、合鍵を持っている亮の母に連絡をして呼び出し、亮の自宅へ入るが…。
桂木シンと進藤ツカサは、プロデューサーの谷口猛とアシスタントプロデューサーの徳丸大介に、今取り掛かっている心霊ドキュメンタリーの制作を一度中断して、シンたちの周りで頻発している異様な事象を追いたい旨を伝える。承諾を得たシンは、次に高校の同級生の三森杏が心配だと言い、彼女のもとを訪れる。一方、調査の協力をすることになった谷口と徳丸は、心霊関係者に奇妙な映像を送り意見を求めるが…。
桂木シンと進藤ツカサは、調査のために訪れた母校で、カメラを失う。学生時代に使っていた古いカメラを取り出すが、なぜか消去したはずの映像が残っているうえに、カメラからテープを取り出すことが出来ない。動揺しているシンとツカサの前で、三森杏の携帯電話がメールの着信音を奏でる…。他方でプロデューサーの谷口は、心霊関係者から重要な情報を得る。
桂木シンと進藤ツカサは、情報収集のために亡くなった同級生の実家を訪れ、異様な光景を目にする。一方、徳丸大介と作久間姫子は、ある重要人物の情報を得るため聞き込み調査を行った結果、様々な新情報を得るが…。
桂木シンの同級生たちに送られて来た奇妙な映像やシンたちが使っていた古いカメラの消せなかった映像を解析した結果、知られざる事実が判明する。そして、シンと進藤ツカサは窮地に立たされ…。