「おばあさんのいえでくらすことになった。…あるひぼくははりのうえのくらがりをみていた。そしたら。…」祖母の家でしばらく住むことになったボク。高くて薄暗い天井を見上げると誰かいるような気がする。祖母は言う。「上を見なければこわくないよ」。どうしても上を見る衝動を抑えられない少年が見たものとは!? 少年期の夏休みの思い出、懐かしい、でも怖い! 誰もが体験したような恐怖を鮮やかにのんが体現する。[SPCL](C)NHK/ライツ
「きみはにんげんじゃないか まちがってのってしまったのか まわりのおばけがいっせいにぼくをみた…」裏山を散歩している途中、思いがけなく妖怪の電車に乗ってしまった少年。ナメクジのような怪物や、魚や貝のお化け、仮面のような顔をした不気味な車掌…やっと降りられると思ったら、少年は腕をつかまれて! アンニュイな独特な声の魅力をもつコムアイが、妖怪ワールドへと私たちを陥れる! 結末はどうなる?![SPCL](C)NHK/ライツ
「ひだりてをだせばみぎてをだす…だけどときどきまちがえる…もしかがみのなかにだれかをみかけたら そのだれかもきっとあなたをみつけている」日常生活にある鏡。鏡の中の世界は本当にこちらの世界を反射して映しているだけなのか?映っている自分は本当に自分?ある日少女が鏡を見ていると映った友人の分身に引きずり込まれてしまい…!!個性派女優の成長株・趣里が、多感な少女たちの日常に潜む恐怖を、怪しく熱演する。[SPCL](C)NHK/ライツ
「はじめまして わたしは悪い本です/このよのなかの悪いことをこのよのなかでいちばんよくしっています/あなたはいま悪いことがかいてある本なんかほしくないとおもったでしょう/でも、それはまちがいです。いつかあなたはわたしがほしくなる」この世のどこかに存在する「悪い本」からのほの暗い誘惑。少女から女性へと大人の扉を開けつつある桜田ひよりが、禁断の「悪い本」の表紙を開き、未知の世界へと駆け出していく…。[SPCL](C)NHK/ライツ
「このはこ、なんだっけ?あかないはこ。ふるとコソコソおとがする。/あめのふるひ、はこがあいてた。からっぽのはこ。なかみはどこにいったのかな?/ハムスターがにげちゃった。/誕生日クローゼットが…」次々と開かなくなるはこ、そして身の回りから消えていく生き物、次は一体何が消えるの? 米津玄師のMVなどで時分の花として圧倒的な存在感を誇る中島セナが、愛するものが次々と消えるいいようのしれぬ恐怖を演じる。[SPCL](C)NHK/ライツ
「じんじゃのよこのふるいおどう。おはかのおくにいっぱいあるおじぞうさん。おおきなおおきなき。ふるくてこわれただれかのいえ。いえといえのほそいすきま。ひとのいないゆうぐれ。/なにかいますか?ほんとうにいませんか?」 夕方遅くまで遊んでいる子供をさらっていくと伝えられる妖怪・ことりぞ。カメラを片手に神社を訪れた女性(松本穂香)が出会った少女はどこに消えたのか? 日本の美しい原風景の奥に妖怪の世界が…。[SPCL](C)NHK/ライツ