恋のおしながき

サンバオ（アンバー・クオ）はチャーシュー店の娘。幼いころから燻製の匂いが体に染みつき、初恋も叶わなかった。ある日、お弁当の配達にやってきたサンバオは控室で調子が悪く寝ているウェイチン（ロイ・チウ）に遭遇。匂いに関して何も感じない（本当は鼻がつまっていただけ） ウェイチンに一目ぼれし、持ち前の馬鹿力でウェイチンを病院へ運ぶ。

ウェイチンには、昔火事によって愛する妻を奪われた過去があり、そして我が子は今も火事の影響で入院していた。そんなことは知りもせず、ウェイチンに付きまとうサンバオ。ウェイチンの気を引くため、自らの貧乳を克服しようと決意したサンバオは、胸を吸引して大きくすることを思いつく。ところが、その現場にテレビの取材が入ってしまい・・・。

胸の吸引現場を撮られてしまったサンバオは、収録ビデオを取り返そうとウーディーの元へ向かうが、からかわれSPに止められてしまう。ウーディーの部屋に忍び込みビデオを盗み出そうとするが見つかり、追い出されそうになった時、ウーディーの誘拐犯と遭遇し一緒に誘拐されてしまった。一方、ウェイチンは、娘・ティエンチンの医療費を滞納し、強制退院の危機が迫っていた。

誘拐犯に浸水し始めた船に置き去りにされたサンバオとウーディーだが、船に残されたゴムボートのおかげでどうにか脱出。胸のシーンは放送しない、もし放送されたら君と結婚すると言い、放送しないことを約束してくれたウーディーにサンバオは好印象を抱き始めていた。しかし、映像はカットされておらず、放送されてしまい傷ついたサンバオに償うべく、ウーディーはお金でウェイチンを釣り、サンバオの願いを叶えることに・・・。

番組内でサンバオのために料理をするウェイチン。ウーディーの気持ちを試すため、目の前で、突然サンバオにキスをする。サンバオを喜ばせる約束を果たしたウェイチンは約束通り、毎月20万とウーディーがオーナーを務めるティエンシャンロウ（天香楼）のシェフになることに。サンバオはウェイチンと自宅に帰ると、テレビを見た多くの人から祝福を受け、婚約の話に・・・。ウーディーも元恋人・ズーアンとよりを戻し・・・。

アジア料理店の敵であるG8連合軍と勝負をすることになったウーディー。勝負に向けてシェフに集合をかけるが、シェフたちはウーディーに反発し、厨房には誰もいない。G8との闘いのためサンバオとウーディーはサンバオの父に助けを求め、サンバオのお店のスタッフとウーディー、ウェイチンで戦いに挑むことに。食材を探し求め東港に向かうと、かつて天香楼で働いていた王シェフに遭遇する。サンバオは王シェフに助けを求めようとするが。